ミニ・レビュー
これはお店で買って来て家で十分楽しみがいがある3枚組。たとえば「春の祭典」。音楽の流れを犠牲にしても、一つ一つの要素の歌い回し、手触りにこだわる。ごつっとして、味の濃い表情。そして珍しい「ペルセフォーヌ」。こちらは流れを少し引き締めたいが。
ガイドコメント
95年に音楽監督に就任以来、高い評価を受けているMTTとサンフランシスコ響の新盤。ストラヴィンスキーに教えを受けたという指揮者ならではのハイ・レヴェルな演奏。
収録曲
[1]バレエ「火の鳥」 (全曲)[2]バレエ「春の祭典」[3]メロドラマ「ペルセフォーヌ」
演奏
マイケル・ティルソン・トーマス指揮 サンフランシスコ交響楽団(3)ステファニー・コセラート(語り)ステュワート・ニール(T)サンフランシスコ・シンフォニー・コーラス,サンフランシスコー・ガールズ・コーラス,ラガッツィ・ザ・ペニンシュラ・ボーイズ・コーラス