ミニ・レビュー
1913年初稿と1967年決定稿の二つの「春の祭典」全曲の録音が収められている。1913年初稿に関しては書き損じまでそのまま演奏される。とても新鮮に聴こえる。ジンマンが二つの稿の違いをオーケストラを使って説明するプレコンサート・レクチャーも収められていて非常に有益だ。
ガイドコメント
ジンマンによる2013年「春の祭典」初演100周年記念演奏会を丸ごと収録。版にこだわるジンマンらしく、1913年の初稿を使った世界初録音となった。さらに最終稿の1967年版と彼のレクチャーも聴ける。
収録曲
ストラヴィンスキー:
[Disc 1]
01バレエ音楽「春の祭典」 (1913年初稿/パウル・ザッハー財団所蔵の自筆譜による)
[Disc 2]
01バレエ音楽「春の祭典」 (1967年決定稿)
02デイヴィッド・ジンマン、「春の祭典」を語る
演奏
[1] [2] (1)デイヴィッド・ジンマン指揮 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 [2] (2)〜(11)デイヴィッド・ジンマン(語り) フィリップ・アノン,アティアス・ラッツ(FG) 他