布袋寅泰 / SUPERSONIC GENERATION

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布袋寅泰 / SUPERSONIC GENERATION
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    SUPERSONIC GENERATION
  • ジャンル:
    日本のロック&ポップス
  • レーベル:
    イーストワールド
  • 規格品番:
    TOCT-10230
  • 価格:
    3,204 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ミニ・レビュー
もう怖いもんなし! という充実したパワーに満ちたHOTEIのニュー・アルバム。ちなみに(7)は言うまでもなくツェッペリンの有名曲。HOTEI流にこなれたデジ・ロックになっている。実にステージ映えしそうな曲ばかりで憎いよッ! このギター・ヒーロー!!
ガイドコメント
公私ともども大忙しだったせいか、2年ぶりとなったオリジナル・アルバムが遂にリリース。いつも時代を先取りの布袋さん、今作も行くとこまで行っちゃってます。
収録曲
01SUPERSONIC GENERATION
02FUCK THE FAKE STAR
昔の西部劇を想起させる渋いギターから一転、爽快なスピード感をたたえたリズムが爆発する。そのなかで叫ばれるリリックがめちゃくちゃ強烈。オリジナリティの追求を忘れ、誰かの真似をすることでスターを気取る……、そんなミュージシャンを直接的に攻撃しているのだ。布袋のパンク精神、ここに極まる。
03THEY SPY YOU
“フェイクスター”を攻撃したあとは、標的をジャーナリズムに移す。激しいディストーションを加えたヘヴィなサウンドの上で展開されるのは、平気で嘘をつき、他人の人生を売ってメシを食う“腐った豚”。批判を恐れず、思ったことを率直に表現する布袋は、きわめて優れたメディアでもある。それにしても強烈!
04BELIEVE ME、I'M A LIAR
宇宙空間をさまよっているようなSEからスタートする、ハイブリッド・インストゥルメンタル。アッパー系デジタル・ビートと激烈なギター・リフがガッシリとぶつかり合い、未体験のグルーヴが生まれる。オーセンティックなロック・ミュージックと先鋭的なダンス・サウンドの融合による、まったく新しい音像におぼれてみるべし。
05MYSTERY OF LOVE
時代、空間を超えて人間を悩ませる“愛と孤独”という普遍的なテーマを取り上げた、壮大なスケールを持つラヴ・ソング。スペイシーな広がりを持つAメロとポップな要素を加えたサビのコントラスト、そして、ひとつひとつのフレーズにありったけの感情を注ぎ込む布袋のヴォーカルが素晴らしい。哲学的ともいえる歌詞もいい。
06WE ALL ALONE
エレクトロニカ〜ドラムンベースの影響を感じさせるバック・トラックが、まず印象的。そのなかで浮遊感をたたえたメロディがふわふわと揺らぐことで、きわめて新鮮な音世界が立ち上がってくる。布袋の旺盛な実験精神がはっきりと示された、美しくも斬新なポップ・チューン。自由度の高いギター・ソロにも注目してほしい。
07IMMIGRANT SONG
レッド・ツェッペリンの名曲「移民の歌」のカヴァー。あの有名なギター・リフを中心にして、ヘヴィ・ロック、テクノなどの要素を加えて再構築。古典的なハード・ロック・ナンバーを21世紀のサイバー・パンク・チューンへと生まれ変わらせている。布袋のルーツと2000年代のサウンドがバランスよく溶け合う。
08LOVE OR DIE
シンプル&ワイルドなリフに乗って響きわたる、本能的にして攻撃的なラヴ・ソング。「死ぬか愛すか ただひとつ」なんていうフレーズに圧倒的な説得力を持たせることができるアーティストが、他にいるだろうか……? ハード・エッジな楽曲のなかに突然やわらかいメロディが挿入される、という意外性にもびっくり。
09SPIDER IN THE SKY
土着的でプリミティヴなリズムと本格的なブギーを感じさせるギター・ワークが絡み合う、下半身がムズムズしてくるようなロック・チューン。しっかりと腰の入った、豪快なギター・ソロも印象的だが、「どうせ死ぬなら」「つながったままで あの世へと」という背徳的な歌詞のインパクトがすごい。エッチだなー!
10DESTINY
ヒリヒリと研ぎ澄まされたデジタル・ビートを核とするバック・トラックに乗って、“運命”という主題を掲げた歌詞を刻み込んでいく、ポエトリー・リーディングの手法を取り入れたナンバー。「運命はただそこにある」という悟りにも似た境地は、聴く者を深い思索に陥れるはずだ。味わい深いメロディを奏でるギターも最高!
仕様
CDエクストラ
アーティスト
  • 布袋寅泰
    1962年2月1日生まれ、群馬県高崎市出身のギタリスト/ミュージシャン。82年、BOφWYのギタリストとしてメジャー・デビュー。日本のロック・シーンに多大な影響を与えながら、88年4月に解散。同年10月に『GUITARHYTHM』でシンガー……
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