ミニ・レビュー
今思えば、合衆国産“ワールド・ミュージック”の先駆け的存在。1967年発表のこのソロ初作でも、一見ブルース・ロック的な体裁を取りながら、「EZ ライダー」では“カリビアン”と見まごう演奏を聴かせ、ユニークな音楽性を予告。ジェシ・エド・デイヴィスと並んで、ライ・クーダーが大活躍するという贅沢さも。
ガイドコメント
“黒いライ・クーダー”の異名をとるタジ・マハールが1968年に発表したソロ・デビュー作。50年代ブルースのサウンドを基盤に、骨太のギター・サウンドが響き渡る。「ステイツボロ・ブルース」「ダスト・マイ・ブルーム」などを収録。
収録曲
01LEAVING TRUNK
02STATESBORO BLUES
03CHECKIN' UP ON MY BABY
04EVERYBODY'S GOT TO CHANGE SOMETIME
05E Z RIDER
06DUST MY BROOM
07DIVING DUCK BLUES
08THE CELEBRATED WALKIN' BLUES