ミニ・レビュー
金管楽器がバリバリと大活躍するチャイコフスキーの作品は、当然のことながら、ウインドやブラス・アンサンブルと相性がいい。そこへいささか体育会的なノリを備えた佐渡の指揮とくれば、演奏の具合は容易に想像がつこうというもの。やや強引な力技が目立つとはいえ痛快な演奏だ。
ガイドコメント
シエナ・ウィンドo.創立20周年記念企画の第2弾。佐渡裕、シエナ・ウィンドによる興奮のブラス・サウンドが繰り広げられる。大砲とブラスが炸裂する「1812年」をはじめ、チャイコフスキーの人気作品を収録。
収録曲
デ=メイ:
01エクストリーム・メイク-オーヴァー
チャイコフスキー:
02スラヴ行進曲 (木村吉宏編)
03弦楽のためのセレナード〜第1楽章/第3楽章 エレジー/第4楽章 フィナーレ (福田洋介編)
04祝典序曲「1812年」 (木村吉宏編)