ミニ・レビュー
ポップ系の名曲をジャズ寄りのサウンドにのせて歌ったニューヨーク録音作。涼しげなボッサにしてメロディの美しさを際立たせた「フラジャイル」、ピアノ・ソロが心地よい「ウーマン」、ラテンのアレンジがメロディと合って新鮮な「ドント・アスク・ミー・ホワイ」などがいい。リラックスした雰囲気のヴォーカルは「スリップ・スライディン・アウェイ」の曲調にぴったり。
ガイドコメント
魅惑のエンジェル・ヴォイスを操るシンガー、五十嵐はるみの通算5作目となるアルバム。ロニー・プラキシコをプロデューサーに迎えNYで制作された作品で、ポップスの名曲をジャズ・テイストで届けてくれる。
収録曲
01FRAGILE
02GREATEST LOVE OF ALL
03THE CISCO KID
04DESPERADO
05SMOOTH OPERATOR
06WOMAN
07DON'T ASK ME WHY
08TAKE A BOW
09SLIP SLIDIN' AWAY
10ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)
11MY LOVE
12I AM A THOUSAND WINDS
演奏
五十嵐はるみ(VO,(5)〜(9)B-VO) ロニー・プラキシコ(B) ジョージ・コリガン((2)〜(8)(10)(11)P,(1)(2)(5)(6)(8)(9)KEY,(4)OG) (1)〜(3)(5)(9)〜(11)ケニ・グロホスキー(DS) (1)(2)マービン・セウェル(G) ジェフ・ハーマンソン((1)(12)FLH,(3)(5)(7)(10)TP) (3)(5)(7)(11)マイケル・マクギニス(TS) (3)(5)(7)ブライアン・ドライ(TB) 他