ミニ・レビュー
モイーズといえば、20世紀を代表する演奏家。現代フルート奏法の完成者ともいわれ、いまや大御所となったランパルなどの師に当たる人。彼が日本の曲を含めた19曲を演奏したアルバムだが、もちろんSP時代の録音。これは貴重だ。ぜひ聴いておきたい。
収録曲
01荒城の月 (滝廉太郎)
02からたちの花 (山田耕筰)
03宵待草 (多忠亮)
04花嫁人形 (杉山長谷夫)
05ライ麦畑を通りぬけ
06無伴奏フルートのための小品 (イベール)
07無伴奏フルート・ソナタ イ短調〜サラバンド (バッハ)
08アンダンテ・カンタービレ (チャイコフスキー)
09ユーモレスク (ドヴォルザーク)
10セレナード (ドリゴ)
11ハンガリア田園幻想曲 (ドップラー)
12スイスの歌による華麗な変奏曲 (ベーム)
13牧歌 (ゴダール)
14ナポリ民謡による幻想曲と変奏 (ジュナン)
15シランクス (ドビュッシー)
16ヴェニスの謝肉祭 (ジュナン)
17アンダンテ・パストラール (タファネル)
18メヌエット (ビゼー)
19精霊の踊り (グルック)
演奏
マルセル・モイーズ(FL) (1)〜(5)(8)〜(11)ルイ・モイーズ,(16)(17)ジョルジュ・トリュック(P)