BENNIE K / ザ・ベニーケー・ショウ～on the floor編～

ミニ・レビュー

９ヵ月ぶりの新録ＣＤは各曲でゲストが彩りを添えている。とはいえむろんこの二人の個性は崩しようがないのであった。イケイケのミクスチャー・サウンドでありながら、英語と日本語が混ぜこぜの歌詞にも表われた純情かつロマンティックなムードが魅力かな。

ガイドコメント

4thアルバム『Japana-rhythm』から約8ヵ月ぶりとなる作品は、人気・実績・実力を兼ね備えたアーティストとのコラボによる、夏に聴いて気持ちいいダンス・チューン満載のミニ・アルバム。

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収録曲

01DISCO先輩（with アルファ）

フィーチャーしたアルファの色彩が濃く出たテクノ・テイストなダンサブル・チューン。BENNIE Kらしいノリノリのメロディと遊び心にあふれた詞の波状攻撃に、思わず身体も揺れる。“DISCO先輩～”というフレーズが、強烈なインパクトを与える。

02Endless Summer （with Blaise Plant （MONKEY MAJIK））

MONKEY MAJIKのBlaise Plantとコラボレートした、ミディアム・テンポのダンス／ヒップホップ・チューン。雄大さを感じさせる美しいサウンドに、Blaise PlantとCICOのラップが見事に調和し、YUKIの伸びやかなヴォーカルが映える1曲。

03連想ゲーム（with TSUYOSHI）

ソシアル・ダンス風のアダルトなムードをたたえたヴァースから清涼感で包まれるコーラスへの展開が絶妙な、TSUYOSHIとの共作曲。YUKIとTSUYOSHIの相性の良い伸びやかなコーラスにCICOの少し気だるげなラップが加わり、彼らの資質を遺憾なく発揮している。

04Doggy Love （with GIPPER （NORA））

NORAクルーの一員であるGIPPERとコラボレートした、ダンス／ヒップホップ・チューン。GIPPERとCICOのまるで漫才の掛け合いのように微笑ましいラップがハートフルで、リアルな恋愛感情を表現したリリックとYUKIの伸びやかなヴォーカルに心を動かされる。

05pink noise babies （with a.mia （Little Hippies））

YUKI、CICO、a.mia（Little hippies）の女子3人のガーリーな魅力が思いっきり弾けたダンス・チューン。哀愁あるスパニッシュ調からレゲエ、琉球、エスニック……と多種多彩の音楽を飲み込んだメロディ・ラインと遊び心にあふれた詞で、元気に世界旅行をさせてくれる。

タイアップ

アーティスト

BENNIE K
シンガーのYUKIとラッパーCICOによる女性ユニット。1999年、二人が米国ロサンゼルスで出会って結成。2001年にシングル「Melody」でデビューを果たす。翌02年には1stアルバム『Cube』をリリース。米国R&Bシーンとリンクした……

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