ミニ・レビュー
まだ日本では“フォルクロリカ”と呼ばれていた頃……50年代以降のアルゼンチン音源主体に編まれたアルバム。ベストというからには欠かせない はもちろん収録されているけれど、生活に根差した音楽ゆえに多彩な表情を持ち、ある種の迫力を感じさせられる。
ガイドコメント
ペルーやアルゼンチン、ボリビアといった中南米諸国の民間伝承音楽の流れをくむフォルクローレ。どこか物悲しさをたたえた楽曲やS&Gで有名な「コンドルは飛んでいく」など代表曲を収録。
収録曲
01カンシオンとウアイノ (ポコ・ア・ポコ) (ライセス・インカス)
02私が行く時 (グルーポ・アイマラ)
03ニッケの花 (ロス・クアトロ・エルマノス・シルバ)
04さらばアラクーチョの村 (コンフント・マチュ・ピチュ)
05コンドルは飛んで行く (ライセス・インカス)
06鐘つき鳥 (ロレンソ・レギサモンのコンフント)
07牛乳列車 (ロス・トレス・デル・パラグアイ)
08パラグアイの夜 (サムエル・アグアジョ)
09花祭り (ビエリ・フィンダンツィーニ)
10ラ・ロペス・ペレイラ (ロス・チャルチャレーロス&ディノ・サルーシ)
11ペソア橋 (アルベルト・カステラールのコンフント)
12忘れられぬあの日 (マルコス・バッシとカバジェーロス・デル・チャマメ)
13へだたりのサンバ (メルセデス・ソーサ)
14サンディアゴ男に捧ぐ (ロス・マンセーロス・サンティアゲーニョス&シスト・パラベシーノ)
15フフイ万歳 (ディノ・サルーシ)
16ギターよ言っておくれ (スーマ・パス)
17ラ・テレシータ (ウーゴ・ディアス)
18カタマルカの風景 (アントニオ・トルモ)
19マランボ (アタウアルパ・ユパンキ)
20知らぬが花 (ホセ・ララルデ)
21カンデラリアのサンバ (ロス・デ・サルタ)
22ハリージャ売りの歌 (ロス・トゥク・トゥク)
23クエカ万歳 (ロス・チャルチャレーロス)
24アイ・アイ・アイ (ロス・クアトロ・エルマノス・シルバ)