ミニ・レビュー
デジタル・リマスタリングされた音源でのベスト盤。キャッチーな必殺チューンの嵐で、優雅さを再発見。初期ビートルズの影響を感じさせるロックンロールだけでなく、ロマンティックな歌では泣けそう。ブックレットは貴重な写真で構成され、気になる人は買い!
ガイドコメント
矢沢永吉が在籍したことでも知られるロック・バンド、キャロルのベスト・アルバム。ノリノリのロック・ナンバーも楽しいが、矢沢の才気をより明確に味わえるメロディアスなバラードにも注目だ。
収録曲
01ファンキー・モンキー・ベイビー
キャロル最大のヒット曲で、軽快なロックンロール・ナンバー。今では珍しくもない、英語と日本語を混ぜた歌詞だが、当時は多くのリスナーに衝撃を与えた。日本のロック史を語る上でもエポック・メイキングな一曲。
02ルイジアンナ
03二人だけ
04やりきれない気持ち
05涙のテディ・ボーイ
06GOOD OLD ROCK'N'ROLL
キャロルのスタンスをそのまま表わしたかのようなオールディーズ・ナンバーのカヴァー。単純明快なロックンロール調に惑わされがちだが、実は各人の演奏技術も高い水準を持っており、凡百なカヴァーとは一線を画する出来映え。
07憎いあの娘
08ハニー・エンジェル
09カモン・ベイビー
10ヘイ・タクシー
11愛の叫び
12夏の終り
13ミスター・ギブソン
140時5分の最終列車
15彼女は彼のもの
16CAROL (子供達に夢を)
17レディ・セブンティーン
18ズッコケ娘
19番格ロックのテーマ
20恋の救急車
21コーヒー・ショップの女の娘
22ラスト・チャンス
23ホープ
24甘い日々
25緊急電話