日本デビュー・シングルとして、印象的な“美脚ダンス”とともに話題を集めたエレクトロ・ポップ・チューン。ランプの精霊に扮し、“この地球は思い通り”と挑発的に歌ってみせる。クオリティの高い歌声はもちろん、色っぽい吐息にメロメロだ。

日本での2ndシングルにして、“ソニョシデ”の代表曲といえるポップ・チューン。“Gee Gee Gee Gee〜”の名フックにはじまり、とにかくキュートで耳に楽しい語感に満ちた歌詞が秀逸。カラフルなサウンドも心地よく響く。

「MR.TAXI」との両A面として発表された日本での第3弾シングルで、セクシーでクールな魅力を前面に押し出したクラブ・チューン。やや大げさなブレスも色っぽく、フワフワとした不思議なアクセントのラップと伸びやかなメロディとの対比にヤラれる。

“Mr.Taxi,Taxi,Taxi 相当 ズクシ・ズクシ・ズクシ”というインパクト満点のサビが印象的な日本での第3弾シングル。ビートを強めに打ち出したアッパーなダンス・チューンで、“ついてこれるの？”とクールな上から目線で言い放つ。

バッキバキのエレクトロ・サウンドながら、随所にひそませたエキゾチックなテイストがアクセントとして機能したダンス・ナンバー。“完璧なbad girl”の誘惑に抗うのはもはや不可能。低音を中心にしたヴォーカルにゾクっとする。

ファズっぽいエフェクトを咬ませたイントロのギターをはじめ、どこかウェスタン映画を思わせるような雰囲気がユニークなアップ・チューン。目移りする恋人に不満を抱きつつ、“先に惚れたほうが負けかな”とこぼす。短いパートで個性を発揮するヴォーカルが見事。

本国での3rdアルバムのタイトル曲の日本語ヴァージョン。制作はテディー・ライリー。欧米仕様というべきか、EDMを軸としたパワフルなサウンドが特長。音数は少なめ、ユニゾンによるラップやヴォーカル・ワークで曲を構築する手腕はさすが。

ピアノを取り入れた切なく流麗なサウンドが胸に沁みるミディアム・バラード。タイムマシーンに乗り込んであなたに逢いに行くことができたなら……多くの人が願い叶わなかった究極の願いを、エモーショナルなメロディとヴォーカルで表現している。

いしわたり淳治が日本語詞の制作に参加した4枚目の日本シングル。スリリングなカーチェイスを思わせる焦燥感を煽るサウンドをバックに、パパラッチとの駆け引きを描く。“もっとイイ記事欲しくない？”と余裕たっぷりに言い放つ姿がセクシー。

ゲーム音楽のようなチープなイントロが印象的な日本での5枚目のシングル。日英韓の3ヵ国語が入り混じった歌詞は、どこか魔法の言葉のように聴こえて楽しい。なかなか距離が縮まらない恋にヤキモキする心情を描いたキュートなアップ・チューンだ。

遠く離れていても、目を閉じればあなたがそばにいる……新しい街で生活をはじめる主人公の心境を描いたバラード。大切な人に見守っていてもらえる安心感を音で表現したようなブライトなサウンドに乗せ、決意に満ちたまっすぐなヴォーカルが心地よく響く。

日本での第6弾となるシングルは、トリニティのプロデュースによるスタイリッシュなEDMチューン。クラブでの危険な恋模様を描きつつ、“ADABANA（＝徒花）”などのいかにも和なフレーズをサラっと取り入れたいしわたり淳治のセンスが光る。

繋がらない恋人の電話にヤキモキするキュートな女性の心情を描いたポップ・チューン。不安で泣きそうになりながらも、サウンドはとびきりカラフル。歌詞は「Gee」にも通じる語感の良さで、耳に残る不自然なアクセントは意図的なものか。

日本オリジナル楽曲による7枚目のシングルで、プロデュースはエリック・リボム。ホイッスルや掛け声を多用したキュートなサウンドで進むアッパーなダンス・チューン。英語と日本語が巧みにミックスされた歌詞が心地よい女子賛歌だ。

彼女たちの美脚の魅力を前面に出した「サマンサタバサ ジーンズ」CMソングとして人気となった日本での8thシングル。スタイリッシュなサウンドで進むダンス・チューンで、次々と歌い継ぐスピード感満点のヴォーカルが爽快。

トイピアノのような音も取り入れた“オシャレトロ”感満載のバンド・サウンドをバックにしたポップ・チューン。裏切った男への復讐を歌ったナンバーで、ポップなメロディに乗せて“アナタの家はもうないわ”と軽く言ってのける姿にゾクリ。

スピーカーが割れそうなほどブーピーなイントロで幕を開けるダンス・ナンバー。“最後の恋でいいの 最初の愛がいいの”という女心を綴ったラヴ・ソングで、メロディアスなサビのフレーズを武器に、転調していくラストの迫力は圧巻。

“不滅の／破壊できない”といった意味を持つ単語を冠したR＆B調のドラマティックなバラード。大切なあなたとの“indestructible”な絆、そして素直な感謝の気持ちを綴る。それぞれのヴォーカル・スキルが際立つメロディが魅力だ。

4つ打ちのビートを軸に疾走するダンサブルなナンバー。推進力の高いサウンドに乗せて伝えるメッセージは、“ガンジガラメになって手遅れになる前に逃げ出すのよ”という後ろ向きに前向きとでもいえるような姿勢。肩の荷がスッと降りるような爽快感が魅力だ。

カラフルなサウンドが魅力なアップ・テンポのダンス・チューン。ブルージーンズを軸に飾らないコーディネートで女を磨く、女子力高めのファッショナブルな歌詞が耳に楽しく、キュート＆クールに自由自在なヴォーカルも心地よい。

軽快なエレキ・ギターのカッティングで幕を開けるポップ・ロック・チューン。リフレインで疾走感に拍車をかけるサビのフレーズをはじめ、メロもサウンドもとにかくキャッチー。自然と体が動き出してしまうような躍動感に満ちたナンバーだ。

イントロの流麗なピアノをはじめ、ハートウォームな雰囲気に満ちた柔らかなサウンドで紡がれる感動的なバラード。エモーショナルなメロディは各メンバーの歌唱力の高さを浮き彫りに。とくにフェイクで畳み掛けるラストは胸に響く。

どこかミステリアスな雰囲気を漂わせるシンセのリフを軸に、4つ打ちのビートで進むダンサブルなナンバー。メロディとヴォーカルは伸びやかでエモーショナルながら、全編を支配する冒頭のシンセ・リフによってやや平坦な印象に。そのミスマッチの妙が見事。

ピアノやシンセを用いた明るく温かみのあるサウンドで紡いだミディアム・バラード。素敵な大人の女性への憧れを抱きつつ、夢みる気持ちを失わないままでいよう、と伸びやかなヴォーカルに乗せて歌う。心にじんわりと染み込む美しいメロディが印象的。

映画音楽のような緊迫感のあるイントロのシンセ・リフから、妖しげなサウンドで展開するミディアム・チューン。二人を惑わせる雨を描いた歌詞もスリリンングな雰囲気に満ちているが、サビでは一変。前を向いて歩いていく決意をまっすぐに歌い上げる。

今はなんのチカラも持っていないけど、きっといつかは……女性として抱く夢を叶えるべく、未来への決意を壮大なスケールで描いたミディアム・バラード。“花が香るのは 鳥が歌うのは……”と情感豊かな風景描写を歌い継ぐサビの美しさは格別。

ブーピーなボトムを軸に、ワイルドでセクシーなサウンドを作り上げたダンサブルなナンバー。魅力的な男性との出会いから幕を開ける物語を描くが、ミステリアスな彼とのラヴゲームを“リスキーなビジネス”とクールに歌い切る姿に感服。

韓国でのデビュー・シングルとして2007年に発表されたナンバー。ピアノを印象的に用いたちょっぴり切なめのサウンドで展開するミディアム・アップで、ユニゾンを多用したヴォーカル・ワークで伸びやかなメロディの美しさを引き立てている。

ワウを咬ませたギターやカラフルなストリングスで彩ったファンキーでオシャレなポップ・チューン。サウンドに呼応するように、ここで描かれるのは幸せな気分いっぱいのラヴ・ストーリー。繰り返される“サランへ”のフレーズに心も弾む。

日本でもヒットを記録した彼女たちの代表曲といえるナンバーの韓国語ヴァージョン。おなじみ“Gee Gee〜”のフックはもちろんそのままだが、韓国語の響きによって思わず体が動き出してしまうようなリズムに拍車がかかる。ポップでキュートなキラー・チューンだ。

日本での3rdシングルとしても人気を集めたナンバーの韓国語ヴァージョン。クールでダンサブルなサウンドが耳を惹くアップ・チューンで、“タクシー”と“チュクシ”でリズム感を生み出したサビの破壊力は見事のひと言。

イギリスのシンガー・ソングライター、ダフィーの「Mercy」をリメイク。原曲の印象的なリフはそのままに、クラブ・テイストに少女時代流アップデート。思わず腰が動き出すようなビートに、伸びやかなヴォーカルが絡みつくポップ・チューンだ。

2013年に韓国で発表されたアルバムのタイトル・チューン。メロディ自体はポップな肌触りをもっているが、4分半のなかで次々に曲調が切り替わるかなり実験的なナンバー。アジアを、そして世界のトップを走る彼女たちの矜持を感じさせる。