ガイドコメント
2014年1月1日リリースの、ベスト+4thアルバムの豪華盤。「FIGHTERS」「花火」ほかヒット・シングル満載のベストと、「SPARK」「冬物語」「SO RIGHT」のシングルを含む4枚目をパッケージ。次なる飛躍の序章といえる作品だ。
収録曲
[Disc 1]〈THE BEST〉
01Best Friend's Girl
三代目JSBのデビュー・シングルで、制作は松尾潔。切なくも甘酸っぱいメロディの上で、“ベストフレンド”へ好きな気持ちを伝えられない臆病な男を描く。シルキーな歌唱に満ちた、胸を締め付けるラヴ・ソングだ。明治「Meltykiss」CMソング。
02On Your Mark〜ヒカリのキセキ〜
テレビ朝日系ドラマ『検事・鬼島平八郎』主題歌となった2ndシングル。鍵盤とストリングスを配した4つ打ちハウス・ダンサーで、奇跡を信じる力に変えて夢を見続けようと語る。シルキーな歌唱とキラキラと駆け抜けるビートの妙が味わえる。
031st Place
グルーヴィなアッパー・ダンス・トラックで描く自己顕示ソング。オレたちを誰も止められないと宣言し、同志との堅固な絆で頂点へ駆け上がると意気込む。スムーズな歌唱ながらも“三代目”としての心意気が伝わる、野心みなぎるナンバーだ。
04LOVE SONG
ハートウォームなムードで描く、優しい肌あたりのミディアム・バラード。君が思い浮かべる人が僕であるようにと、遠くから見守るような距離感には慈愛をも感じる。浸透力あるハーモニーが秀逸な、「アイフルホーム」CMソング起用の3rdシングル。
05次の時代へ
夢を持ち続けることの素晴らしさ、次の世代へつなげることの大切さを綴ったのは、兄貴分であるEXILE ATSUSHI。渾身のファルセットとドラマティックな旋律でスケール大きく描く、エターナルなミディアム・バラードだ。
06FIGHTERS
DORBERMAN INC.のラップをフィーチャーした4thシングル。lil'ShowyのメロディにSTYがデザインを加え、熱情たぎる歌唱とそれを煽る無骨なフロウが迫る。夢をつかむまで生涯戦士を宣言するマッチョなダンス・チューンだ。
07リフレイン
5thシングルは、秋元康の詞で描くメランコリックなミディアム・バラード。哀愁漂う旋律に導かれるように、新しい恋人との幸せを願いながらも思い出をさまよい、失恋に後悔する男の葛藤を描く。ラストのため息が印象的だ。
08Go my way
BACHLOGICによる活力みなぎるトラックで描かれる、新しい自分を探すために輝かしい未来へ歩き出そうと歌うエール・ソング。清々しい曲風とファルセットが心地よく響きわたる。GREE「聖戦ケルベロス」CMソングとなった6thシングル。
09花火
7thシングル「0〜ZERO〜」のリード曲で、彼らの代表曲となった切なさ漂うラヴ・バラード。夏に燃やした恋を花火にたとえ、黄昏やノスタルジーで包み込む。EXILE一派の専売特許といえるストリングス&メランコリックなコーラスが白眉。
10 (YOU SHINE)THE WORLD
STYと海外制作陣らが広がりを感じるトランシーなエレクトロ・ハウスを構築。そのなかを爽やかに駆け抜け、鮮やかに舞い泳ぐヴォーカルが快感。この世界で自分らしく輝けと歌いあげる。ABC-MART CMソング。
11Powder Snow〜永遠に終わらない冬〜
恋と片想いの狭間にある微妙な心境に苦悩する男のラヴ・ストーリーを描く8thシングル。温かくも切ないヴォーカルは冬の季節のラヴ・バラードにふさわしい。好きになればなるほど悲しげな顔になる君を見ると僕だけに雪が降るようだとつぶやく。
12LOOK@US NOW!
派手やかに縦横無尽にスパークするエレクトロ・ダンス・トラックで描く世界は、T.Kura&michico夫妻の独壇場。全編英語詞によるデジタルなパーティ・ソングで、熱量と興奮を一気に爆発させるフロア・キラーだ。
13君の瞳に恋してる-Can't Take My Eyes Off You-
フランキー・ヴァリ、ボーイズ・タウン・ギャングでおなじみのディスコ・ヒットに三代目も着手。中野裕太による金属音にも似たキリキリと鳴るデジタル風味だが、サビ前後の興奮は不変。さらにハーモニーで快感を呼ぶ。
14BURNING UP (EXILE TRIBE (三代目 J Soul Brothers VS GENERATIONS))
三代目JSBとGENERATIONSによるTRIBE名義のスプリット・シングルとしてリリース。ダンサブルなエレクトロ・ハウスを背に、心に潜む熱い情熱をたぎらせろと夢への気持ちを焚きつけてくれる。新たな扉を開こうとして悩み迷う人に効果抜群の曲だ。
15Japanese Soul Brothers (ニ代目 J Soul Brothers+三代目 J Soul Brothers)
EXILEの源流、JSBの流儀を二代目と三代目で継承。michico&T.kura夫妻らしい派手な装飾のギラギラとしたエレクトロ・ダンサーで、“頭で踊るな、心で踊れ!”と自らに刻みつけるように歌い叫ぶ。半端ない熱量に圧倒される。
1624karats TRIBE OF GOLD (EXILE TRIBE)
D.INCを迎えての「24karats」シリーズも「〜STAY GOLD」に続くこの曲が三部作の集大成。STYによる力感みなぎるエネルギッシュな曲調には、EXILE一族の結束と進化を示すハイブリッド感覚が増殖。AKIRA主演ドラマ『GTO』主題歌。
[Disc 2]〈BLUE IMPACT〉
01JSB Blue
澄み切った空へ響きわたるようなスケール、どこまでも突き進みそうな伸びやかなヴォーカル。JSBのイメージカラーといえる鮮やかな青の爽快感が全編を支配する。T.Kura&michico夫妻による、デジタルだが晴れやかなアッパー・ダンサーだ。
02Higher
SKY BEATZ、エリック・リボム、Jeff Miyaharaといった気鋭のクリエイターが集って手掛けた、緊張感あふれる金属音が響くアッパー・ダンス・チューン。君が見ていた夢の場所へ連れていくよと励ます。キャッチーなフック&ファルセットも印象的だ。
03SPARK
9thシングルはサマンサタバサCMソングに起用されたように、華やかでスウィートなポップ感が満載のダンス・チューン。伸びやかなファルセットや春めいたサウンドが映えるラヴリーなハウス・トラックに乗せて、君への止められない愛情を歌っている。
04冬物語
尺八からの導入を経て、繊細な鍵盤と切なくも優しいストリングスでドラマティックに演出するウィンター・ラヴ・ソング。悲しみや涙をすべて受け止めてどんな痛みも溶かしてみせると、大切な君への深い愛を歌う。情熱的なミディアム・バラードとなった10thシングル。
05Back In Love Again
もう一度やり直そうと優しく語りかけるラヴ・ソング。FAST LANEとエリック・リボムによる爽やかできらめくメロディは、二人の未来を明るく照らし出しそうなムードに。鮮やかな色彩のミディアム・ダンサーだ。
06SO RIGHT
君を失いたくないという願いを情感あふれる歌唱に投影。切なさと希望の間を揺れる微妙な心境を、センチメンタルなメロディと広がりあるダンサブルなハウス調で描く。EXILEのAKIRA主演のドラマ『ハニー・トラップ』主題歌となった11thシングル。
07Waking Me Up
EDMマナーで進行するエレクトロ・ハウス・チューン。明日へ向かって目を覚ませと鼓舞する声を耳にすれば、自然と力と勇気が沸いてきそうだ。ビートがズンズンと響くヴァースからフックで一気に爆発する展開も、興奮度を高めてくれる。
08T.T.T. (Top to Toe)
STYが手掛けたソリッドでロッキンなダンス・チューン。リアルな強さと揺るぎない信念でプライドとエゴの狭間を貫き、未来へと突き進めと煽る。野性味あふれるヴォーカルとアグレッシヴなビートが飛び交う雄々しさが魅力だ。
09Forever Together
しなやかでスウィートなヴォーカルと色彩豊かなアレンジがまぶしい曲風を構築。いつも二人でいようと語るラヴリーなメッセージが幸せを呼び込み、ウェディング・ソングにピッタリだ。サマンサタバサCMソングに起用された鮮やかなダンス・チューン。
10PRIDE
三代目JSBとしても、今市隆二としても初となる、メンバー作詞による麗しいミディアム・バラード。夢を叶えると誓った日から歩いてきた誇りがこの先の希望への道標だと、実際に思い描いてきた今市の心情とリンク。ラストの歌唱にその思いがにじむ。
11BURNING UP (三代目 J Soul Brothers version)
EXILE TRIBEとして発表したシングルの“三代目”ヴァージョン。今市隆二と登坂広臣のソフト・エッジなハーモニーが、うねるファットなビートと結合。紳士性を帯びながらもパワフルなところが三代目流。EDM仕様のキャッチーなダンス・チューンだ。