ミニ・レビュー
状態の良い蓄音器でSPレコードを聴いた時の生々しい臨場感が蘇る。天才少年時代のメニューインの演奏がCDでこれほど見事に再現されるとは感動である。恩師エネスコがタクトを取り粋な伴奏を付けるショーソンの「詩曲」。高雅なヴァイオリンがえも言われない。★
収録曲
01ラ・ロマネスカ (16世紀のメロディ) (アークロン編)
02アンダルシアのセレナード (シエラ・モレナ) (デ・モナステリオ)
03パール=シェム〜ニーグン (ブロッホ)
04祈り (ヘンデル/フレッシュ編)
05スペインの歌 (サマズィーユ)
06ラ・フォリア (コレッリ)
07皇帝の花嫁 (リムスキー=コルサコフ/フランコ編)
08カンパネラ (パガニーニ)
09アヴェ・マリア (シューベルト/ウィルヘルミ編)
10スケルツォ・タランテラ (ヴィエニアフスキ)
11詩曲 (ショーソン)
演奏
ユーディ・メニューイン(VN) (1)〜(5)ルイス・パーシンガー(P) (6)〜(8)ヒューベルト・ギーセン(P) (9)(10)アーサー・バルサム(P) (11)ジョルジュ・エネスコ指揮 パリ交響楽団
録音
(1)(2)1928.3 (3)〜(5)1929.2 (6)〜(8)1030.12 (9)(10)1