ミニ・レビュー
トスカニーニは、オーケストラの可愛らしいショウ・ピースだからと言って容赦はしない。テンション全開、癇癪全開なのである。たから音楽は、ピリピリとした緊張感をたたえて猛烈にドラマティックである。しかしオケもよくこのシゴキに耐えているなあ。
収録曲
01スケーターズ・ワルツ (ワルトトイフェル)
02舞踏への勧誘op.65 (ウェーバー/ベルリオーズ)
03歌劇「ジョコンダ」〜時の踊り (ポンキエルリ)
04喜歌劇「詩人と農夫」序曲 (スッペ)
05劇的物語「ファウストの劫罰」〜ラコッツィ行進曲 (ベルリオーズ)
06美しく青きドナウop.314 (J.シュトラウス2世)
07管弦楽組曲第3番〜G線上のアリア (バッハ)
08歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」〜精霊の踊り (グルック)
09「エグモント」序曲op.84 (ベートーヴェン)
10劇音楽「真夏の夜の夢」op.61〜結婚行進曲 (メンデルスゾーン)