ミニ・レビュー
この両者の初顔合わせで、2012年12月の定期のライヴ。パワフルなメリハリ強調スタイルという、いつもの飯森調ではあるが、リズムのノリとタメ、ブレンドされた響きなどに、オケ畑の指揮者の仕事であることが歴然と示され、好結果を生んでいる。バンドの機能も良く整備されている。
ガイドコメント
ストラヴィンスキーの「火の鳥」を中心に、話題の作曲家・佐村河内守の委嘱作をはじめ、ホルストやレスピーギの吹奏楽の名曲がずらり。初顔合わせの飯森範親の下、熱い演奏が繰り広げられている。
収録曲
01吹奏楽のための民話 (コーディル)
02吹奏楽のための第2組曲 (マシューズ版) (ホルスト)
03バレエ組曲「火の鳥」 (1919年版/フェネル校訂) (ストラヴィンスキー/アールズ編)
04祈り (佐村河内守)
05バレエ音楽「シバの女王ベルキス」 (レスピーギ/木村吉宏編)