ザ・コレクターズ / ザグレイテストトラックス

アーティスト：
THE COLLECTORS
原題：
THE GREATEST TRACKS
ジャンル：
国内ロック＆ポップス
レーベル：
トライアド
規格品番：
COCP-50865
価格：
2,619 円（税込）
発売日：
2005/08/24
取り扱い店：

ガイドコメント

モッズのシンボルとも言えるバンドTHE COLLECTORS｡2006年にデビュー20周年を迎える彼らが、これまでに発表した作品の中から、レーベルの枠を越えて15曲を厳選収録したベスト・アルバム。

ニュース

コレクターズ結成20周年を記念する2枚のアルバム登場！
（2005/07/14掲載）

チャート

TOWER RECORDS　新宿　アルバム総合
19位（2005/8/22）

収録曲

01愛ある世界

ライヴのオープニングを飾ることの多い人気ナンバー。高らかに愛の素晴らしさを叫ぶ讃歌で、聴き手を前向きな気分にさせる効能を有する。スペーシーな間奏を挟んだメリハリのある展開など、楽曲の完成度も高い。

02TOUGH

オールディーズ風のドラム・フレーズで始まる良質なポップ・ロック。歌詞は明解かつポジティヴで、バンド・アンサンブルは嫌でも楽しくなってしまいそうなほどゴキゲン。気弱になっている時や迷っている時にオススメ。

03世界を止めて

コレクターズの代表曲のひとつ。余分なヒネリのないストレートなポップ・ロックで、ゆえに洗練された美しいメロディが際立つ。終盤、転調してからのサビでの加藤ひさしのハリのある高音ヴォーカルが特に聴きどころ。

04MILLION CROSSROADS ROCK

古市コータローのギターが曲全体を支配する骨太ハード・ロック。重低音を効かせたギターや音割れ寸前のドラムとヴォーカルなど、限界ギリギリの音圧で聴き手を圧倒。キャッチーだが決して媚びないメロディも見事。

05TOO MUCH ROMANTIC!

トコトン明るい恋愛ロック。“おやすみのKISS”や“月夜のランデヴー”といった底抜けにポップな歌詞と、スネア・ドラムの強力な4つ打ちをバックにした覚えやすいサビ・メロディの組み合わせは完璧と言っていい。

06Stay Cool!Stay Hip!Stay Young!

王道的なモータウン・リズムを取り入れたゴキゲンなポップ・ロック。やりたいことをやって、いつまでも若く居続けよう、と人生を謳歌する至極前向きな歌。ドラムとヴォーカルがフィーチャーされる間奏がライヴ映えする。

07ぼくのプロペラ

エロティックな解釈のできる歌詞を特徴とする極上ポップ・ロック。プロペラの回転を想起させるバックの16ビートやサビ直前のドレミファソラシドのようなギター・フレーズなど、シンプルだが効果抜群のアイディアが満載。

08あてのない船

ハープやトランペット、弦楽器といった多彩なサウンドが随所でキャラクタリスティックなフレーズを奏でる、ドラマティックかつ贅沢なミディアム・バラード。加藤ひさしの情感豊かなヴォーカルも聴き応えあり。

091・2・3・4・5・6・7 DAYS A WEEK

冒頭からヴォーカルが入るタイトなポップ・ロック。サビ直前の2拍3連フレーズをはじめ、随所で目まぐるしくリズム・チェンジをするが、その流れは不思議なほどスムーズ。孤独ながらも前向きな歌詞も嘘っぽさがなく好印象。

10NICK!NICK!NICK!

最初期のビート炸裂系ロック。紛争地域で涙を流す少女をモチーフにしたメッセージ性あふれる歌で、コレクターズ流パンクともいえる。サビの加藤ひさしのヴォーカルと古市コータローのギター・ソロが実にエネルギッシュ。

11夢みる君と僕（Single Version）

歌心のあるドラム・フレーズやビートルズ的ギター・アルペジオ、2声コーラスなどが印象的なポップ・ロック・ナンバー。ベースが2ビート風から王道的地平線ラインへ変わることで、何気なくサビを際立たせている。

12SUMMER OF LOVE

賑やかな良質ポップ・チューン。ワウ・ギターとパーカッションが醸すファンキーなグルーヴと明解でキャッチーなサビが味わいどころ。歌詞中の“アルル”と“ドーバー”にちなんでフランス国歌で締め括るあたりがオツ。

13POWER OF LOVE

シンプルな単音ストリングス・サウンドが印象的なミディアム・ポップ・ロック・ナンバー。曲の印象を決定づける明解なイントロ、歌い出しがサビ、手放しで愛を信じる歌詞など、コレクターズのツボを抑えたような1曲。

14マイアミビーチ

軽快な16ビートのポップ・ナンバー。16分音符を刻むアコギが列車の走行と“急がなきゃ”という焦燥感を演出するなか、70年代フォークを彷彿とさせる早口気味のヴォーカルとカントリー風ギターが展開される。

15PUNK OF HEARTS

タイトル通りの常套的パンク・ロック。ソリッドなドラムと地平線ラインをひた走るベース、バック・コーラスの“オーオーオー～”など、いかにもパンキッシュな仕上がり。彼らの“マジキレそう”という無理した言葉遣いなども面白い。

16ロケットマン

シンプルなアコギとパーカッションで始まる名ミディアム・ナンバー。ひとつの恋愛を終える心境をテーマにした歌詞はわかりやすくもベタにはならず、メロディもキャッチーだが媚びるようなベタさを感じさせない。

17CHEWING GUM （Take 2）

ユーモラスなパンク・ロック・ナンバー。ガムが好きだというだけの他愛ない歌詞やパンチの効かせた加藤ひさしのヴォーカルなど、彼も敬愛するブルーハーツを彷彿とさせる。1分半に満たない短い曲だが、その分後味が良い。

18僕はコレクター

メジャー・デビュー盤のタイトルにもなったコレクターズのテーマ曲。ノイジーなギターが印象的なイントロを経て派手な8ビートで突き進み、サビは“ダーリダリリ～”と実に楽しげ。ゴキゲンの一言に尽きる。

タイアップ

「愛ある世界」 - 日本テレビ「恋愛部活」挿入歌

封入特典

解説・歌詞

アーティスト

THE COLLECTORS
日本のロック・バンド。メンバーは加藤ひさし（vo）、古市コータロー（g）、山森“JEFF”正之（b）、古沢“cozi”岳之（ds）の4名。名前はテレンス・スタンプ主演映画『コレクター』に由来。1986年に加藤、古市を中心に結成し、翌87年に……

同時発売作品
ザ・コレクターズ / ビフバンパウ
COCP-50866 3,080円（税込） 2005/08/24 発売

敬愛するモッズ&ネオ・モッズ・バンドらのナンバー(＋α)を、語彙のセンス抜群なオリジナル日本語詞にてカヴァー。原曲にも負けないヘヴィ・ビートが炸裂する表題曲を筆頭に、生半可なモッズ野郎には出し得ないコ……