ガイドコメント
デビュー20周年を迎える女性ロック・ヴォーカルの先駆者、山下久美子のセルフ・カヴァー・ベスト盤。従来のファンから新世代にまでアピールできるハートフルなメモリアル・ベストに注目だ。
収録曲
01So Young (フィーチャリング・佐野元春)
02こっちをお向きよソフィア
03バスルームから愛をこめて
80年リリースの記念すべきデビュー・シングル。“男なんてシャボン玉”と悲哀たっぷりな歌詞、どっしりとした歌い方など歌謡テイスト満載な一曲。かわいい声のイメージが強い山下の、当時の意外な一面が見られる。
04微笑みのその前で
05いっぱいキスしよう
93年発表のシングルはピュアな女心をスウィート&キュートに歌ったポップなラヴ・ソング。サックスをとりいれたフュージョン調のアレンジなど、大人な雰囲気も漂わせた小悪魔的な魅力にあふれた一曲。
06瞳いっぱいの涙
07Tonight〜星の降る夜に
布袋寅泰との共同制作による91年リリースのシングル。星空に祈る乙女心を歌う山下の甘い声がなんともドリーミー。また、ハンド・ベルを加えたアレンジなどはクリスマス・シーズンにもぴったりのラヴ・ソングだ。
08Lilith
09you used to-SMILE
10SINGLE
11赤道小町ドキッ
カネボウ化粧品のCMソングとして大ヒットした82年の6thシングル。ちょっと生意気な小娘の、はじける夏の恋の歌は“DOKI DOKI”“恋はアツアツ亜熱帯”などの独特の言語センスでも話題になった。