[Disc 1]〈スロヴァキア 宮廷音楽と民俗音楽〉
01「諸芸神の饗宴」〜組曲第1番 (クッサー)
02「天上の音楽」〜「おお死よ」 (エステルハージ)
03「よき調和をはてしなく 食卓とくつろぎの音楽」〜3声の第3ソナタ (カプリコルヌス)
04「トルコ音楽だより1」〜コサックの舞踏/ポーランドの舞踏/小僧ロンピン、旦那ゲルゲイを助け出す/ヴァラキア (=チェコ東部またはルーマニア)の舞踏/コサックの舞踏
05シュペーアの舞曲にもとづく即興 (リプトフ)
06この足で踊れたら/白き山に水は流れ (トルホヴァ)
07ああ山よ、山よ (デトヴァ)
08山上の空気 (デトヴァ)
09いとしいテムロ/誰かが、わたしの黒い髪に/他 (チェルニ・バロク)
10おやすみなさい (チェルニ・バロク)
[Disc 2]〈スロヴェニア 地中海沿岸,カトリック文化と古典派〉
01「音楽による食卓の歓び〜最新舞曲集」より (ポッシュ)
02「4声の舞踏曲集」〜第1組曲 (ドラール (トラル))
03ヴァイオリンと通奏低音のための第7ソナタ イ短調 (タルティーニ)
04ディヴェルティメント ハ長調〜ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための (イヴァンシッツ)
05チェンバロ協奏曲ハ長調〜チェンバロ、2挺のヴァイオリンと低音部のための (ビルク)
06「4声の舞踏曲集」〜第2組曲 (ドラール (トラル)
07「音楽による食卓の歓び〜最新舞曲集」より (ポッシュ)
[Disc 3]〈ハンガリー 定住者,非定住者たち〉
01ハンガリー18世紀の舞曲さまざま:ニ短調の舞踏曲 (バルコーチ写本)〜イ長調の舞踏曲 (ナジソンバト (現スロヴァキア領トルナヴァ)写本)〜フェイェドヴァルの踊り (アポニー写本)〜再びイ長調の舞踏曲 (ナジソンバト写本)〜ニ短調のハンバリー舞曲 (アポニー写本)〜再びイ長調の舞踏曲 (ナジソンバト写本)〜ニ短調の舞踏曲 (ナジソンバト写本)〜ロスニョのハンガリーの踊り (アポニー写本)〜再びニ短調の舞踏曲 (ナジソンバト写本)〜ハンガリー舞曲 (アポニー写本)
02モテット「救世主の麗しき母」 (ヴェルナー)
03シンフォニア (合奏曲)ハ長調:トルコ風〜パッサ・ガリア (パッサカーリャ)〜ヤニツハーラ (トルコ軍楽風) (フックス)
04モテット「嬰児イエスがお生まれになった」/「イエス、この燃えるような」/「ああ、なんとあなたはおやさしい」/「ごきげんよう、やさしきおとめ」 (エステルハージ)
05チェンバロのためのツィンガレーゼ (ロマ風楽曲):オドリ〜アダージョ (トレンチーン曲集より)〜踊り (ハイドン)
06ソナティナ (ソナチネ)〜2挺のヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンのための (エープナー)
07「音楽によるトルコ流オイレンシュピーゲル物語」:ハンガリーの踊り〜「ロンピンはオッフェン (ブダ)で捕らえられたが3日後に自分でどうにか逃げ出した」〜ハンガリーの踊りとプロポルツィオン (シュペーア)
08モテット「天の皇后であらせられるかた」 (ヴェルナー)
09舞踏組曲「美しきロマの娘」 (シュメルツァー)
10ハンガリー風舞曲 (作曲者不詳)
[Disc 4]〈ポーランド 北の文化拠点への入り口〉
012挺のヴァイオリンと通奏低音のためのカンツォーナ (ミェルチェフスキ)
02「通年礼拝曲集」〜「わたしは見た、天の国が扉を開くのを」 (ジェレンスキ)
03ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 (デーベル)
04「装飾的アリア集第1巻」〜ソプラノと通奏低音のための「やさしさの嵐」 (ナウヴァハ)
05リュートのためのソナタ「不実な女」 (または「異教の女」) (ヴァイス)
06「音楽によるトルコ流オイレンシュピーゲル物語」〜ポーランド舞踏曲「こうして、美の女神の道化が...」 (シュペーア)
07「音楽によるトルコ流オイレンシュピーゲル物語」〜ポーランド舞踏曲「今のように、まぬけな牛が...」 (シュペーア)
08「音楽によるトルコ流オイレンシュピーゲル物語」〜プロポルツィオン「それが終わると...」 (シュペーア)
09盗みはするが、泥棒ではない〜踊り:M.B.は私の心を奪った〜「泥棒ではない」の踊り (作曲者不詳)
[Disc 5]〈ボヘミア(チェコ西部) 音楽愛で華やぐ王都〉
01ホルン独奏:聖フベルトゥスの歌|「よき休息を」の歌 (作曲者不詳)
02ホルンを伴う3声のソナタ (作曲者不詳)
03異名同音のソナタ ハ短調〜チェンバロ独奏のための (シュテルツェル)
04リュート独奏のための組曲 ト長調 (ロジ)
052本のホルン、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ニ長調 (ハーベルマン)
06ストルコフ修道院のコセティツキー曲集所収の狩りの歌 (作曲者不詳)
07ホルン・ソロ (作曲者不詳)
082挺のヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ長調 (レイヒェナウエル)
09リュート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ (ヴィヴァルディ)
10コーヒーハウスの片隅で 農夫たちの不満に対する返答
11ストルコフ修道院のコセティツキー曲集所収の狩りの歌 (作曲者不詳)
[Disc 6]〈モラヴィア(チェコ東部) 諸民族の交叉点〉〜神への祈り〜
01朗読「私たちが、とある修道院で見つけたのは」
02「森のオルフェウス」〜「好学之森のオルフェウス、嬰児イエスを前に喜びをあらわにする。好学之谷の者、慎ましく飼葉桶に向かい、イエスに挨拶し、マリア、ヨセフらと喜び合う。ひとりイエスは飼葉桶のなかで涙にくれ」 (ヒルシュメンツェル)
03朗読「賓客たちは、彼らの部屋に通され...」〜修道院の僧房にて〜
04第4パルティア〜アリア/ガヴォッタ/サラバンダ/アリア/ミヌエット|/レッツァ (作曲者不詳)
05朗読「こうして、修道士ヴィンツェントが最後の音を...」 〜修道院にしつらえられた劇場〜
06マンダの調べ/ヨーラの調べ (ペカーレク)
07朗読「すると、誰かがやはり舞踏の準備をはじめ...」〜舞踏を愉しむひととき〜
08跳ねよ、街の民よ/跳ねよ、農村の民よ/跳ねよ、貴族よ 〜夜に騒ぐ学生たち〜
09ドイツ風アリアと変奏さまざま「やんごとなき陛下の国家に」の調べにもとづく〜1.-14. (ポリエッティ)
10朗読「こんな時間に騒いでいるのは誰だ!」
11ハナツカーとウヘルスカー (ハンガリー風舞曲)/ダイツ (ドイツ風舞曲)/レントラー、カザライ (ブルノ、モラヴィア州立博物館所蔵の文書より)
12朗読「なあ、なんて言っている?...」
13ドイツ風アリアと変奏さまざま「やんごとなき陛下の国家に」の調べにもとづく〜15.「フランス風の御追従」 (ポリエッティ)
14マレンコ、わが愛しき子/つねに楽しく、憂いなく/ドナウのほとりでハナーティツァを/初めに戻る/つねに楽しく、憂いなく
15トルコ人/コサック/南国人/ポーランドの調べ/フランス人/ヴァラキア (ブルノ、モラヴィア州立博物館所蔵の文書より)
16朗読「修道士フィンツェント、あなたの言いたいことが...」
17「ルチッレ、心をわたしに」:懺悔しながら歌う歌 (「さまざまな楽曲」と題された1745年の写本より)
18朗読「信じるものかよ...」
19ハンガリーの踊り/ハナー地方の踊り (ブルノ、モラヴィア州立博物館の写本より)
20葬送の馬車 (ブルノ、モラヴィア州立博物館所蔵の文書より)
[Disc 7]〈スペイン 同じ血をひく王家と異国情緒〉
01歌劇「エジプトの王セソーストリ」〜シャコンヌ (ニコラ・マッティス2世)
02「シエラモレナのドン・キホーテ」〜スペインの女神 (ニコラ・マッティス2世)
03「オルフェオとエウリディセ」のための幕間音楽劇〜サラバンダ/エウリディーチェのアリア「暁の光が」 (レオポルト1世)
04「スペイン風ギターによる音楽入門」〜ラントゥルルル (サンス)
05「オルフェオとエウリディセ」のための幕間音楽劇〜オルフェオのレチタティーヴォ:「どれほど探そうとも」〜アリオーソ「どこへ行ったのだ」/オルフェオのレチタティーヴォとアリア「死んでしまったのか、美しきニンファよ」 (レオポルト1世)
06「スペイン風ギターによる音楽入門」〜パラデルタス (サンス)
07オルフェオとエウリディセ」のための幕間音楽劇〜オルフェオのアリア (レオポルト1世)
08「スペイン風ギターによる音楽入門」〜チャコーナ (サンス)
09カルデロンの喜劇「公然の秘密」による音楽〜スペイン喜劇 (パリアルディ)
10チャコーナ (ロージンタル)
11歌劇「エル・プロメテオ」より (ヴィヴィアーニ)
12おまえの熊たちの少女たち/いとしいアナルドがわたしを傷つけるなら (「スペイン語の詩に作曲されたる歌さまざま」より)
13「シエラモレナのドン・キホーテ」〜スペインの女神 (ニコラ・マッティス2世)
[Disc 8]〈ヴェネツィア 教会音楽と歌劇場,そして器楽芸術〉
01ソナタ ハ長調RV.779〜ヴァイオリン、オーボエ、参加必須のオルガンのための (ヴィヴァルディ)
02おまえに不実をはたらく者たちに感謝したい (作曲者不詳)
03ゴンドラがちっとも進まなければ (作曲者不詳)
04わたしはここにいる、美しい女 (作曲者不詳)
05食事にゆく頃合ですよ、うるわしきかた (作曲者不詳)
06ソナタ〜ヴァイオリンとテオルボによる (フェルロ)
07救世主の麗しき母なるかた (ズィアーニ)
08オーボエと通奏低音のためのソナタ (アルビノーニ)
09ソプラノ、ヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ「あの麗しき顔から遠く離れて」RV.680〜アリア「小鳥たちよ、歌いたくてたまらないのだな」 (ヴィヴァルディ)
10その心で、喜ばしくなろうかと
[Disc 9]〈ローマ 「永遠の都」の伝統と新様式〉
01第8トッカータ ト長調 (ケルル)
02ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ニ短調 (ストラデッラ)
03ムファット氏のパッサカーリャ (ムファット)
04チェンバロ独奏のためのトッカータストラデッラ)
05ヴァイオリン独奏と低音部のための12のソナタ〜チャッコーネ (ロナーティ)
06第6カンツォーナ ト長調 (ケルル)
[Disc 10]〈パリ 宮廷文化の発祥地,舞踏・民俗・影響力〉
01「音楽の精華 第2集」〜第2編:誉れある詩学 (ムファット)
02「最も内に秘められたる、ありとあらゆる喜びと悲しみの心情...婦人方、友人諸氏と過ごすための、およびその他さまざまな内なる心を揺るがすもの」〜組曲 (ラドルト)
03「薔薇の音楽」〜序曲 (組曲)ニ短調 (エーレンシュタイン)
04「器楽による集い」〜序曲 (組曲)ハ長調 アリア (フックス)
05「ピタゴラスの鍛冶場の輝き」〜組曲変ロ長調 ガヴォット (マイア)
06「競いあう不協和音」〜セレナータ ト長調 ブーレー (アウフシュナイター)
07「競いあう不協和音」〜セレナータ ト長調 ギッグ (ジグ) (アウフシュナイター)
08「器楽による集い」〜序曲 (組曲)ハ長調 メヌエット (フックス)
09夜の場面への前奏曲 (リュリ)
10「器楽による集い」〜序曲 (組曲)ハ長調 馬術場での行進 (フックス)