ミニ・レビュー
さまざまなミュージシャンが参加したチャーリー・パーカー特集だが、パーカーの主要楽器であるアルト・サックスをあえて外し、マデリン・ペルー、グレゴリー・ポーター、カート・エリングなどの歌手をフィーチャーした作りになっているのが面白い。プロデュースはラリー・クライン。
ガイドコメント
ジャズ・サックスの巨人チャーリー・パーカーの功績をたたえ制作された企画盤。新たな歌詞をつけることで音楽的な新規性を生んでおり、楽曲毎に多様な歌い手をフィーチャーしている点も興味深い。
収録曲
01MEET CHARLIE PARKER (CHAN'S OVERTURE)
02THE EPITAPH OF CHARLIE PARKER (THE FUNERAL)
03YARDBIRD SUITE (A GENIUS IN HIS YOUTH)
04SO LONG (EXODUS TO NEW YORK CITY)
05EVERY LITTLE THING (THE SONG OF THE ACOLYTE)
06CENTRAL AVENUE (A DARK JOURNEY TO LOS ANGELES)
07LOS ANGELES (THE DEALER'S SONG)
08LIVE MY LOVE FOR YOU (CHAN'S LOVE SONG)
09FIFTY DOLLARS (ANGELS AND DEMONS)
10THE KING OF 52ND STREET (CHAN'S DECLARATION)
11SALLE PLEYEL (THE JOURNEY TO PARIS)
12アプレ・ヴ (チャーリー・パーカーの神格化) (「オー・プリヴァーヴ」ヴォーカル・バージョン) (Featured Vocalist カミーユ・ベルトー)
演奏
ダニー・マッキャスリン(TS) ベン・モンダー(G) マーク・ジュリアナ,エリック・ハーランド(DS) スコット・コリー,ラリー・グレナディア(B) クレイグ・テイボーン(P,EL-P,OG)