ガイドコメント
音楽評論家の中村とうようによる名著『大衆音楽の真実』にちなんだ3枚組のアルバム。世界の多様な地域における歴史的名演はもちろん、それぞれのジャンルのエポックメイキングな作品が充実している。巧な選曲と曲順ですんなりと聴けてしまうところも魅力だ。
収録曲
[Disc 1]〈大衆音楽の真実・1〉
01オメナ間奏曲 (フレッド・ヴァン・エプス)
02ハノ・ハノ・ハワイ (ソル・ホーピー、アンディ・アイオーナ・トリオ)
03美しき川 (ハイドン四重奏団)
04スコットランドのいとしい娘 (ハリー・ラウダー)
05出鱈目 (豊年斎梅坊主連中)
06ナンバーズ・マン (ジャック・スニード)
07ルーズヴェルト・イン・トリニダード (アッティラ)
08ダイナ (ビリー・コステロ)
09サンバの帝王 (カルメン・ミランダ)
10オルガ (ダニエル・サントスとクアルテート・ペドロ・フローレス)
11あなたと、あなたと (ファリッド・エル・アトラッシュ)
12ペテネーラス第2番 (ラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネス)
13パンケ川の一滴 (クレーレ・ヴァルドフ)
14ビア樽ポルカ (ウィル・グラーエ)
15アコーディオン・ジョウ (デューク・エリントン楽団)
16カム・アンド・ゲット・ミー (イリ・ルジューン)
17バントゥーの王 (ルイス・ゴンザーガ)
18キラとキケとチョコラーテ (アルセニオ・ロドリゲス楽団)
19ドゥーイング・フォー・ジーザス (ベルズ・オブ・ジョイ)
20チェンジ・ジャイヴ・バファーナ (ダーク・シティ・シスターズ)
2111月のクンビア (イサーク・バスケス楽団)
22土くれと遊んでいたの? (ラター・マンゲーシュカル)
23燃える思い (ヌール・ジェハーン)
24ワラン・ケケ (ワルジーナ)
[Disc 2]〈大衆音楽の真実・2〉
01ラ・パローマ (スーザ楽団)
02ティア・ホァーナ (ジェリー・ロール・モートン)
03こいつぁ結構 (エドゥアルド・ダス・ネヴィス)
04何日君再来 (チョウ・シュアン)
05ベン・イ・ベン (ラケル・メレ)
06わが悲しみの夜 (カルロス・ガルデル)
07オー! ミス・リーザ (ドン・バレット楽団)
08三跳び踊り (サローマ)
09おいオスカルくん (シロ・モンテイロ)
10コモ・エスター・ミゲール (セステート・アバネーロ)
11珍説・メリーの子羊 (ライオン)
12恋人を見つけた (E.K.ニヤメ)
13アサバ (E.T.メンサー楽団)
14アイ・エイント・ガット・ノーバディ (キャブ・キャロウェイ)
15オー・ミ・タンボ (ミゲリート・バルデース)
16メイク・イット・ドゥ (スリム・ゲイラード)
17スコキアーン (ラルフ・マーテリー楽団)
18隠れ家へ戻れ (リトル・レミとソルヴン・ホイッスラーズ)
19ありがね残らず飲んでしまおう (ファニカ・ルカ、ダミアン・ルカ)
20ヤー・ハラ・ヤー・ハラ (ファイルーズ)
21なぜ咲くの (P・L・シュレスタ)
22ビジータ (ザイコ・ランガ・ランガ)
[Disc 3]〈大衆音楽の真実・3〉
01夜の歌 (スユーディ)
02コインブラのファド・コリード (ルカス・ジュノー)
03電話で (バイアーノ)
04ウルブー (ピシンギーニャ)
05コハラ・マーチ (パレ・K・ルア)
06カディア・ブルース (ファセッリ・カンテ)
07ダラス・ラグ (ダラス・ストリング・バンド)
08なぜ行ってしまった (エストゥディアンティーナ・ソノルックス)
09スミルネイコ・マネ (エリニキ・エストゥジアンティーナ)
10ディグラ川の帆かけ舟 (モハメッド・アブドゥル=ワハーブ)
11兄さんが見てないときに (ゼヘラ・ニガー)
12マハガガ (トリオ・ニ・アンツァリ)
13鈴 (リノ・チャベス)
14石のチャカレーラ (アタウアルパ・ユパンキ)
15パウサの里 (リラ・パウシーナ)
16わたしの初恋 (カスカチーニャ&イニャーナ)
17神よ、悩みを取り除きたまえ (M.S.スブラクシュミ)
18ぼくはベンガルの若者だ (キショール・クマール、アーシャ・ボースレー)
19ユー・アー・オール・アイ・ニード (ビリー・エクスタイン、サラ・ヴォーン)
20みんないいやつ (エム・エス・フラナーンドゥ)
21クマーナ (エルフィ・スカエシ)
22オクウィリ・ジャニャカチ (シラティ・ルウォ・ヴォイス・ジャズ)
23メレクンベー・ボゴター (パチョ・ガラーン楽団)
24セレイア (コンジュント・ウィラプルー)