グウェン・ステファニー / スウィート・エスケイプ [限定]

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グウェン・ステファニー / スウィート・エスケイプ [限定]
CD
ミニ・レビュー
ノー・ダウトのヴォーカリストのセカンド・ソロ。映画『サウンド・オブ・ミュージック』劇中歌をサンプリングした「グウェン姐さんのねじ巻き行進曲。」など、マドンナに影響されたと思われる華麗かつエキセントリックな個性を発揮。歌詞などすべてに彼女ならではの感性が光っている。
ガイドコメント
“ポップスの女王”グウェン・ステファニーの2ndアルバム。旬なプロデューサー陣を多数起用し、オンリーワンな世界にますます磨きがかかった1枚だ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    11位 (2007/1/29)  ⇒  37位 (2/5)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    12位 (2007/1/29)
  • TOWER RECORDS 名古屋 アルバム総合
    10位 (2007/1/29)
  • TOWER RECORDS 福岡 アルバム総合
    6位 (2007/1/29)
  • TOWER RECORDS ロック&ポップス アルバム
    4位 (2007/1/29)  ⇒  12位 (2/5)  ⇒  13位 (2/12)
収録曲
01WIND IT UP
多彩な表現力が求められるコミカル・チューン。グウェンでなかったら、このオペラのような曲をヒットさせることは不可能だっただろう。映画『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌「ひとりぼっちの羊飼い」を使ったネプチューンズの作品。
02THE SWEET ESCAPE
モータウンの雰囲気が随所に漂うプリティなナンバー。ヒット請負人のエイコンがソングライト、プロデュース、そしていつものかん高いコーラスで強力にサポートしている。その結果、この2ndシングルは、1stを凌ぐ大ヒットとなった。
03ORANGE COUNTY GIRL
洗練されたメロディがグウェンの歌をひきたてる、ファレルによる作品。老けを感じさせない彼女だが、「パープル・レイン」を引き合いにティーン時代を振り返るのは歳がばれるか。タイトルの「オレンジ・カウンティ」は、カリフォルニア州のグウェンの出身地。
04EARLY WINTER
グウェンのヴォーカルが心ゆくまで楽しめる、シンプルな8ビートのポップ・ソング。あまり歌わなかったグウェンの悲しい恋の歌が新鮮で、無機質な歌との決別をも感じさせる新境地となった。ドラム以外は生楽器を使用したネリー・フーパーのプロデュース作品。
05NOW THAT YOU GOT IT
スウィズ・ビーツとのコラボが成功した、ハードなビートをするりと交わすグウェンにインテリジェンスを感じるナンバー。スウィズ・ビーツとはビヨンセとも「リング・ジ・アラーム」でコラボしたが、真っ向から戦った感があり、相性ではグウェンに軍配があるか。
064 IN THE MORNING
トニー・カナルとグウェンによるセンチメンタルなメロディアス・チューン。さすがはベーシストのプロデュース作品で、ピアノのイントロといい、ユーロ・レゲエっぽいアレンジといい、リズムがグウェンの歌をうまくサポートしている。
07YUMMY
リズムとラップだけで素晴らしい音楽が作れることを教えてくれるネプチューンズ・サウンド。グウェンのラップはヒップホップナイズされてなく、オリジナリティにあふれている。ファレルがグウェンを実にうまく料理しているおいしい(=YUMMY)曲だ。
08FLUORESCENT
グウェンのポップ・センスが余すことなく楽しめる、懐かしいエレクトロ・ポップ。マドンナとよく比較されるグウェンだが、決定的な違いをこの曲が教えてくれる。グウェンの武器はセクシュアリティでなく、女性の共感も得られる「かわいらしさ」だ。
09BREAKIN' UP
リズムの打点とメロディを合わせる独特のネプチューンズ・サウンドが楽しめるファレルとグウェンの共作。ワルっぽく迫るグウェンがひたすら微笑ましい仕上がりで、アイドル・オタクをも懐柔してしまいそうな彼女の魅力が詰まった曲だ。
10DON'T GET IT TWISTED
「妊娠って不思議よ」の発言意図が明確に説明されるグウェンのドタバタ妊娠体験記。内容に合わせて作ったような困惑したフレーズが飛び交うダンスホール・レゲエは、ショーン・ポールが登場しそうなとても楽しい仕上がりになっている。
11U STARTED IT
プリンス・フレイヴァーが多く詰まったファレルによる作品。プリンスよりプリンスの世界を押し広げているような、妖艶でファンキーな素晴らしい世界が体験できる秀逸な音楽に仕上がっている。プリンスが到達できなかった高みにグウェンとファレルが辿り着いてしまったかのようだ。
12WONDERFUL LIFE
スティーヴィー・ニックスのソロ作品を思い出すような、女性ならではの感受性にあふれた曲。ヨーロピアンな憂いを持ったメロディがシンプルで、赤裸々な詞の世界を引き立てている。1stアルバムでも大活躍したリンダ・ペリーとネリー・フーパーのコンビ作品。
13WIND IT UP
『スウィート・エスケイプ』日本盤にボーナス・トラックで収録された、生楽器によるライヴ・ヴァージョン。プログラミング・サウンドが主体のアーティストでも、好ライヴが予想されるアレンジだ。グウェンの茶目っ気たっぷりのパフォーマンスが容易に想像できる。
(13)ボーナストラック
仕様
エンハンストCD内容:オレンジ・カウンティ・ガール (ハラジュク・ラヴァーズ・ライヴ・ヴァージョン) (ビデオ)〜グウェン姐さんのねじ巻き行進曲。 (ハラジュク・ラヴァーズ・ライヴ・ヴァージョン) (ビデオ)
タイアップ
  • 「Wind It Up(グウェン姐さんのねじ巻き行進曲。)」 - テレビ東京「SHOWBIZ COUNTDOWN」オープニングテーマ
  • 「Wind It Up(グウェン姐さんのねじ巻き行進曲。)」 - テレビ神奈川「洋楽天国 MONDAY」テーマソング
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • グウェン・ステファニー
    米カリフォルニア州出身の女性シンガー。ロサンゼルスのスカパンク・バンド、ノー・ダウトのヴォーカルとして知られる。1992年にノー・ダウトとしてデビューし、96年の『トラジック・キングダム』で全米1位を獲得。また、ファッショナブルな衣装でファ……
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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