ミニ・レビュー
ウッズの朴訥で哀愁を帯びたサックスがいつの間にかストリングスの切々とした調べをリードし、スウィングさせ高揚させる。それに触発されてカルテットの仲間たちのプレイにも熱がこもり、スリリングで優雅な共演作品である。アレンジの妙味もたっぷりと楽しめる逸品。
ガイドコメント
チャーリー・パーカーの後継者とも称されたアルト・サックスの名手、フィル・ウッズの、2002年録音作。ビル・チャーラップ、スティーヴ・ギルモアらとスリリングなプレイを展開。
収録曲
01AND WHEN WE'RE YOUNG
02I GET ALONG WITHOUT YOU VERY WELL
03YOU GO TO MY HEAD
04IT NEVER ENTERED MY MIND
05THE THRILL IS GONE
06EASY TO LOVE
07THE NEARNESS OF YOU
08IF I SHOULD LOSE YOU
09SOLITUDE
演奏
フィル・ウッズ(AS) ビル・チャーラップ(P) スティーヴ・ギルモア(B) ビル・グッドウィン(DS) エリック・ドーニー(COND) アンディ・ステイン(VN) トニー・ポスク(VN) オリヴィア・コッペル(VN) アルフレッド・ブラウン(VA) ジェシー・レヴィー(VC)