ミニ・レビュー
「クラシックもポップスもいけまっせ!」という意味合いのタイトル(?)の下に、1970年代の映画音楽、ポップスとクラシック小品がロリポップ状態で同居しているアルバム。収録は77年と78年、BSOの本拠地シンフォニーホール。ポップス・オケを育てた巨匠の最晩年の演奏、何をかいわんや。
ガイドコメント
フィードラー最晩年の録音。軽妙洒脱、大らかさは他の追随を許さず、編曲は相変わらず素晴らしい。後にボストン・ポップスの指揮を執るジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」までを収録。一聴の価値大。
収録曲
01スラヴ舞曲op.72〜第7番ハ長調 (ドヴォルザーク)
02劇音楽「真夏の夜の夢」op.61〜結婚行進曲 (メンデルスゾーン)
03歌劇「ヘンゼルとグレーテル」〜夢のパントマイム (フンパーディンク)
04歌劇「アイーダ」〜バレエ音楽 (ヴェルディ)
05ポロネーズ第3番イ長調op.40-1「軍隊」 (ショパン/グラズノフ編)
06映画「スター・ウォーズ」のテーマ
07悲しみのクラウン
08映画「ジョーズ」のテーマ
09エヴァーグリーン
10愛ある限り
演奏
アーサー・フィードラー指揮 ボストン・ポップス・オーケストラ
録音
(1)(3)(6)〜(10)78.6 (2)(4)(5)77.6