ミニ・レビュー
70年代前半プログレ界の一方の旗頭だったキース・エマーソンが、盟友マーク・ボニーラ(g)、テリエ・ミケルセン率いるミュンヘン放送管弦楽団と壮大な音楽を創り上げた。ロックとオーケストラの融合というプログレッシヴ・ロックがある部分で追い求めてきた音世界のひとつの到達点と言える。
ガイドコメント
ELPの「タルカス」や「庶民のファンファーレ」など、マーク・ボニーラ、テリエ・ミケルセンと組んだキース・エマーソン・バンドとミュンヘン放送管弦楽団によるロックとクラシックの邂逅が見える、聴きごたえ抜群のアルバム。
収録曲
01THE ENDLESS ENIGMA SUITE PT.1
02THE ENDLESS ENIGMA SUITE PT.2
03AMERICAN MATADOR
04AFTER ALL OF THIS
05WALKING DISTANCE
06TARKUS - CONCERTANTE
07MALAMBO
08THE MOURNING SUN
09ABADDON'S BOLERO
10FANFARE FOR THE COMMON MAN PT.1
11FANFARE FOR THE COMMON MAN PT.2
12AFTER ALL OF THIS