ガイドコメント
2003年にデビューしたTommy heavenly↑6の1stアルバム。クールなカッコよさが魅力の彼女が、the brillinat greenを思い出させる曲からハードな曲までを、甘く切ない歌声で披露する。
収録曲
012Bfree
アルバムのオープニングに相応しいハードなロック・チューン。Tommy february6のダーク・サイド・キャラクターであるTommy heavenly6の方向性を凝縮した1曲といってもいいだろう。
02Ready?
アルバムからの先行カット曲でもあった3rdシングル。夏にリリースされた曲にピッタリの、疾走感あふれる爽快なロック・ナンバーに仕上がっている。車を運転しながら聴くと、アクセル全開になること必至だ。
03Wait till I can dream
Tommy february6ファンに衝撃を与えたデビュー・シングル。Tommy february6に対する憧れと嫉妬が入り交じった感情が、このようなパンキッシュなロックンロール・チューンを生んだ。
04fell in love with you
ハードなギター・ロック・チューン。失恋の痛みを忘れようと、ほかの誰かと愛を交わす……そんな悲しき人間の性(サガ)を激しく歌いあげる。そこには、後ろめたいけれど、もう後戻りできない自分がいるのだ。
05♥Wanna be your idol♥
「あなただけの特別な存在(=アイドル)になりたい!」そんな切実なオトメゴコロを、ハードなギター・ロック・サウンドに託し、どんなに叫んでも相手になかなか届かない切ない心情を巧みに表現している。
06+gothic Pink+
「わたしのダーク・サイドへようこそ」という出だしからして、まさにTommy heavenly6のテーマ・ソングのような曲。ニルヴァーナを思わすオルタナティヴ・ロック色濃いナンバーで、アルバムを代表する1曲といえよう。
07Swear
デビュー・シングル「Wait till I can dream」のカップリングに収録されていた曲。かなりハードなオルタナティヴ・ロック・ナンバーで、Tommy february6ファンには相当インパクトが強かったことだろう。
08Lost my pieces
愛を失ったときの、悲しみや絶望感……そうしたやりきれない感情を、思いっきりぶちまけたようなナンバーだ。今は絶望の淵にいるけれど、それを振り払って前進しようとする“強さ”を感じ取ることができる。
09GIMME ALL OF YOUR LOVE!!
3rdシングル「Ready?」のカップリング曲にして、超人気漫画『NANA』のトリビュート盤『LOVE for NANA 〜Only 1 Tribute〜』収録曲。『NANA』の世界観を見事に表現した好楽曲といえる。
10LCDD
映画『サマータイムマシン・ブルース』エンディング・テーマ。タイトルの“LCDD”とは、サビのフレーズ“Like a Candy Day Dream”のこと。とびきりキャッチーなロック・チューンだ。
11Hey my friend
映画『下妻物語』オリジナル・テーマ・ソングとしても話題となった2ndシングル。アルバムのラストを飾るに相応しいミディアム・テンポのロック・チューンで、サビの“Hey my friend”のメロディが印象的な名曲だ。