ミニ・レビュー
2007年第2弾となるシングルはストレートなロック。トリオ・バンドならではの、無駄を削ぎ落としたソリッドなアンサンブルで、バンド一丸となってやみくもに疾走していく。そのストイックさこそがこのバンドの魅力だろう。カップリングのアコギ弾き語りもいい出来。
ガイドコメント
前作「SIX DAY WONDER」に続く2ヵ月連続リリース・シングル。イントロが鳴った瞬間から胸躍る、疾走感にあふれたサウンドと泣きのメロディが魅力。最強のアンサンブルが詰まった名曲だ。
収録曲
01TRAIN
サビの「飛行船が空を隠して無重力の影を作った」など、極めてエモーショナルな歌詞の羅列が胸に迫る。エッジの効いた荒々しいギターも魅力的で心地よく耳に響く、人生を列車になぞらえて歌ったロック・チューンだ。
02シルエット
飾り気のないアコースティック・ギターの音色とホリエアツシの切ない系ヴォーカルが交じり合うスロー・バラード。自分のペースで生きることの大切さがテーマで、情景が浮かんでくる語り口調が見事だ。