ミニ・レビュー
“スピリチュアル・ジャズ”の原点とも言っていいアリスの存在感を再確認させた2004年作品。愛息ラヴィのプロデュースは70年代の雰囲気を回帰させた精神性の強いものとなっている。9分以上に及ぶ(11)は日本盤のみに収録された。オランも参加。
ガイドコメント
故ジョン・コルトレーン夫人であるアリス・コルトレーンの、じつに26年ぶりの新作が登場。強力リズム隊を従え、息子であるラヴィのプロデュースで、オリジナルに加えコルトレーン楽曲を演奏。
収録曲
01SITA RAM
02WALK WITH ME
03TRANSLINEAR LIGHT
04JAGADISHWAR
05THIS TRAIN
06THE HYMN
07BLUE NILE
08CRESCENT
09LEO
10TRILOKA
11PART 1 ACKNOWLEDGEMENT (FROM A LOVE SUPREME)
演奏
アリス・コルトレーン(P,OG,SYN) ラヴィ・コルトレーン,オラン・コルトレーン(SAX) チャーリー・ヘイデン,ジェームス・ジーナス(B) ジャック・ディジョネット,ジェフ“ティン”ワッツ(DS) 他