ミニ・レビュー
(15)以外はシングルで発表された楽曲。レベルの高さがズッと続き堪能させられた。これほど密度の濃い音楽を毎度作るのだから、そのパワーには恐れ入る。最新シングル(11)を聴くたびに、日本のポップスはまだまだ大丈夫だ、と安心してしまう昨今であります。
ガイドコメント
「クリスマス・イブ」「アトムの子」「世界の果てまで」などのシングル曲を中心に珠玉のナンバーが収められた名盤。山下達郎の心地よいヴォーカルと洗練されたサウンドの魅力に酔いしれたい方にオススメ。
収録曲
01高気圧ガール
02スプリンクラー
03ゲット・バック・イン・ラブ
04風の回廊 (コリドー)
05アトムの子
06エンドレス・ゲーム
07踊ろよ、フィッシュ
08ターナーの汽罐車
09土曜日の恋人
10ジャングル・スウィング
11世界の果てまで
12おやすみロージー (Angel Babyへのオマージュ)
13クリスマス・イブ
みんなが知っているクリスマスの定番ナンバー。毎年、そのシーズンになると頻繁に耳にするナンバーだが、使い古された感じはまったくなく、いつ聴いても新鮮。イントロが流れた瞬間に、クリスマスのイルミネーションが目に浮かぶ名曲。
14さよなら夏の日
すべての楽器と、コンピュータ・プログラミングを達郎自身が手掛けたミディアム・テンポ・ナンバー。「夏の日のプール」「僕等は大人になって行く」といった甘酸っぱさ満点の歌詞が、なんとも切ない名曲。
15蒼氓 (そうぼう)
16パレード