ガイドコメント
韓国の実力派コーラス・グループの1stアルバム。BoAをフィーチャーした「Tri−Angle」、本国で破格のセールスとなった「HUG」「The way U are」に注目。
収録曲
01I believe...
淡い青春を思い出させてくれる優しいR&Bナンバー。誰かを愛する心が芽生え始めた時のときめきや戸惑いを、シンプルなリズムと美しいストリングスのハーモニーに乗せて歌う。春の温かい風のような心地よいコーラスに、思わず聴き惚れてしまう。
02Thanks to
かすかに聴こえる小鳥のさえずりにつられて窓を開けると、朝の日差しと爽やかな風が部屋に入ってくる……。目を閉じて聴けばそんな情景が浮かぶミディアム・ナンバー。メンバーの甘い歌声に癒されるハートウォーム・ソングだ。
03TRI-ANGLE (Extended version) (東方神起、BoA&The TRAX)
モーツァルトの名曲「交響曲第40番ト長調K550」を引用してロックと融合させた、アルバムの表題曲のエクステンディッド・ヴァージョン。中間では同事務所所属のBoAをフィーチャーし、挑発的なヴォーカルでクールに魅せている。
04A Heartbeat Away
メロディもリリックもとにかく“あま〜い”の一言に尽きる! 原曲タイトルは“僕の彼女になってくれない?”で、彼らにこんな甘い告白を受けたら「はい」と即答してしまうはず。アイドル東方神起が送る、ピュアな正統派ラブ・バラード。
05Whatever they say (Accapella version)
2ndシングル「The way U are」のカップリング曲として収録された、ファンからも“隠れた名曲”と不動の人気を誇るバラードのア・カペラ・ヴァージョン。彼らのヴォーカル・テクニックに酔いしれたい人は必聴だ。
06Million men
“人生金だけじゃないぜ!”と金至上主義の社会に喝を入れる、メッセージ性の強いアップ・テンポのナンバー。スピード感のあるメロディ・ラインとパンチの効いたヴォーカルがクールで、ストリングスの音色が曲に重厚感を与えている。
07Always
5人が交互にリード・ヴォーカルを取りながら、時に切なく時に力強く、心に染み入る美しいメロディを歌い上げる。10代とは思えない豊かな表現力に感心するばかり。特にジェジュンの透明感のあるヴォーカルとファルセットは絶品だ。
08I never let go
ピアノの響きから始まり、だんだんとストリングスと5人の珠玉のハーモニーが加わってサビに向かうドラマティックな展開。5人の伸びやかな歌声で語りかけるようにしっとりと歌い上げられる、美しいミディアム・バラードだ。
09Kid
“東方神起オッパ(お兄さん)”から少女ファンたちへのメッセージ・ソング。無垢な子供たちに「大人になっても真白い心を持ち続けて」と優しく語りかける温かいナンバー。大人になってしまった人もこの曲を聴いて、純な自分を取り戻して欲しい。
10My Girl
5人の見事なハーモニーが気持ちいいミディアム・ポップ・チューン。恋の終わりの歌にもかかわらず明るい印象を受けるのは、“待ち続けていれば彼女は戻ってくる”というポジティヴな感情がリリック全体にあふれているから。若さという強みが発揮された曲だ。
11HUG
12My little princess
デビュー・シングル「HUG」のカップリング曲。愛する女性へ誓う永遠の愛を素直に表現した、温かさと優しさがあふれる珠玉のラブ・バラード。絶妙なコーラスでしっとり聴かせる、彼らのヴォーカル・テクニックには驚かされる。
13The way U are
韓国で発表された2ndシングル。ファンキーな香りが漂うメロディとエッジの効いたリズム、そして“本気の愛”を綴ったリリックが情熱的なダンス・ナンバー。大人の男を表現しようとする、メンバーのちょっぴり背伸びしたヴォーカルも魅力だ。
14TRI-ANGLE (東方神起version)
モーツァルトの名曲「交響曲第40番ト長調K550」を引用し、ロックと融合させた異色作。強烈なサウンドとメロディや社会の不条理への批判を盛り込んだリリックが印象的。ディストーションがガンガン利いたギター・サウンドが、最高にクール!
15HUG (International Ver.) (Radio Edit)