ミニ・レビュー
こんなアルバムまで紙ジャケで出るのだから、日本はジャズ天国だ。幻のピアニストが残した幻のアルバム--それがトロヴァヨーリ・カルテットによるこの作品だ。一部にしか知られていないが、イタリアを代表するパウエル派の真髄が楽しめる一枚。
ガイドコメント
『黄金の七人』や『女性上位時代』などの映画音楽で知られるイタリアのトロヴァヨーリのピアノ・トリオ作品が紙ジャケ化。ギター入りだが、歌心あふれる演奏はジャズ、映画ファン双方チェックだ。
収録曲
01GET ME TO THE CHURCH ON TIME
02ROUND MIDNIGHT
03NICE WORK IF YOU CAN GET IT
04WALKIN'
05THOU SWELL
06THIS CAN'T BE LOVE
07THESE FOOLISH THINGS
08HAVE YOU MET MISS JONES
09POLKA DOTS AND MOONBEAMS
10PICK YOURSELF UP
演奏
アルマンド・トロヴァヨーリ(P) ベルト・ピサーノ(B) エンツォ・グリッリーニ(G) セルジョ・コンティ(DS)