ミニ・レビュー
山本達彦は70年代末にアメリカ西海岸ロスから発信されたAORの系譜を引く音楽の日本の先駆者の一人だ。往時の代表作を集めた2枚組。メロディもサウンドも歌詞も都会のメランコリーの色に彩られた男の世界。独自のセンチメンタリズムが、今なおとてもいい。
ガイドコメント
80年代のシティ・ポップスを代表するシンガー。カラッとした爽やかさは以前のものにはない資質を感じさせてくれた。現在もシンガー、プロデューサーとして活躍を続ける彼のベスト版。
収録曲
[Disc 1]
01LAST GOOD-BYE
02摩天楼ブルース
03夏の愛人
04MY MARINE MARILYN
05パシフィック・ブルー
06MAN+WOMAN=100%
07I LOVE YOU SO
08嘘の台詞 (ダイアローグ)
09MRS、SNOW
10IN SUMMER DAY
11FAREWELL. MIDNIGHT BLUE
12LADY
13LONELY JOURNEY
14FAIRY PRINCESS
15MISSING LOVE
[Disc 2]
01WELCOME TO MY PARTY
02夢より苦しく
03密会のHIGH NOON
04MAGIC
05LAST SHOW
06SUNSET BLUE
07MAY STORM
08L'ECUME DES JOURS
09JAZZY AGE
10DANCIN' ON THE BEAM
11太陽がいっぱい
12紫陽花
13九月のフォトグラフ
14雨に想いを
15悲しみの外電 (テレグラム)