ミニ・レビュー
いままでのウゴルスキのアルバムのなかでいちばん自然で、のびのびと弾いているような気がする。十分なロマンティシズム、テンポ、ダイナミズム、フレージングとウゴルスキ独自の世界を繰り広げながらも、一皮むけたというか肩の力が抜けたようないい演奏。
収録曲
01モーツァルトの主題によるジーグ、ボレロと変奏曲 (ブゾーニ)
02愛の夢第3番変イ長調S298 (リスト)
03月の光 (ドビュッシー)
04カプリッチョ ホ短調op.16-2 (メンデルスゾーン)
05トロイメライop.15-7 (シューマン)
06幻想即興曲op.66 (ショパン)
072つの詩曲op.32 (スクリャービン)
08前奏曲嬰ハ短調op.3-2 (ラフマニノフ)
09左手のための2つの小品op.9 (スクリャービン)
10舞踏への招待〜華麗なるロンド変ニ長調op.65 (ウェーバー)
11ピアノ・ソナタ第1番ハ長調op.24〜第4楽章 (ウェーバー)