ミニ・レビュー
6枚目のシングル。映画『ハイジ』主題歌の(1)は、70年代アメリカン・ポップス風。対照的に(2)は、70年代アメリカン・ロック風。(3)は、カーペンターズ風のフォーク・ソング。いずれも、耳に優しく馴染む声が大きな魅力。英語中心なので洋楽ファンにもオススメ。
ガイドコメント
Rie fu夏のシングルは、彼女本来の持ち味でもあり、最も影響を受けた70'sアメリカン・ポップスの香りが色濃い作品。映画『ハイジ』主題歌で、清涼感あふれる歌声と映画の世界が見事にマッチ。
収録曲
01Until I Say
映画『ハイジ』主題歌の通算6作目シングル。70年代風のアメリカン・ポップスに乗せ、愛を告白する瞬間が綴られている。大自然を想わせる透明な弦楽器と明朗な少女を想わせるRie fuの歌唱のハーモニーが絶妙。
02Sunshine of my day
思わず腰が動いてしまいそうな70年代アメリカン・ロック風の全編英詞曲。恋の駆け引きをカード・ゲームにたとえた歌詞やイタズラっぽい歌唱から、初恋のドキドキ感が伝わってくるようだ。技巧的なギター・フレーズのループも印象的に響く。
03tobira
カーペンターズ「イエスタデイ・ワンス・モア」風の弾き語りナンバー。左右のスピーカーからさまざまな「おお」という声が聴こえる演出によって、幸せへの“トビラ”がいろいろな人や場所と繋がっている、というメッセージがよく伝わっている。