ミニ・レビュー
ディスク1は坂本龍一が鍵盤楽器を弾いて大貫妙子が歌い、ディスク2はインスト。シンプルな音での“スロー・ライフ”な仕上がりにテーマが表われているように思う。どちらかが作詞/作曲している曲がほとんどで、ディスク1の「3びきのくま」は唱歌、「Antinomy」の歌詞は書き下ろし、「a life」は新曲である。B6版の書籍に近い大きさのパッケージ。
ガイドコメント
坂本龍一の楽曲に大貫妙子が言葉を乗せ唄う、コンセプチュアルなアルバム。1970年代前半の出会いから数多くの共作・共演を経て、それぞれ独自の音楽世界を確立してきた朋友、坂本龍一と大貫妙子の才能に、これまでとは別の角度から焦点を当てた作品だ。
収録曲
[Disc 1]
01美貌の青空
02Tango
033びきのくま
04赤とんぼ
05夏色の服
06Antinomy
07Flower
08鉄道員
09a life
10四季
11風の道
[Disc 2]〈Instrumentals〉
01美貌の青空
02Tango
03koko
04赤とんぼ
05夏色の服
06Lost theme-Femme Fatale
07A Flower is not a flower
08Aqua
09Geimori