ミニ・レビュー
ヴェルディやR.シュトラウスの諸役を演じ、スカラ座やメト、ザルツブルクなどで引っ張りだこのストヤノヴァ。新録音はヴェリズモへの挑戦である。聴きものは「蝶々夫人」。微妙な音色で繊細な情感の変化を歌い出す。新境地を開いたプリマに拍手喝采したい。★
収録曲
01「マノン・レスコー」〜この柔らかなレースの中に (プッチーニ)
02「アドリアーナ・ルクブルール」〜スルタンのアムラートは (チレア)
03「友人フリッツ」〜この僅かな花を (マスカーニ)
04「トゥーランドット」〜ご主人様、お聞きください! (プッチーニ)
05「アドリアーナ・ルクブルール」〜小箱、ごめんなさい/かわいそうなお花 (チレア)
06「蝶々夫人」〜ある晴れた日 (プッチーニ)
07「ラ・ワリー」〜さようなら、ふるさとの家よ (カタラーニ)
08「蝶々夫人」〜お前には分かるかしら/お前のお母さんがお前を腕に抱いて (プッチーニ)
09「修道女アンジェリカ」〜お母さんがいない間 (プッチーニ)
10「トゥーランドット」〜もう秘密の恋も (プッチーニ)
11「アンドレア・シェニエ」〜亡くなった母を (ジョルダーノ)
12「マノン・レスコー」〜一人寂しく (プッチーニ)
13「エドガール」〜これ以上は、止まって/エドガールの村で (プッチーニ)
14「ロドレッタ」〜ああ、彼の名前!フランメン、私を許して (マスカーニ)
15「トスカ」〜歌に生き、愛に生き (プッチーニ)
演奏
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S) パーヴェル・バレフ指揮 ミュンヘン放送管弦楽団