ミニ・レビュー
13枚目のシングルは、メロディだけを耳にすれば童謡めいた味を持った歌謡曲風、でもキュートなポップ・ナンバーとして響いてくるのは、10代前半のメンバーたちが出すキラキラとした声のフレッシュさによる効果か。少女から女への変化を描写したさまが魅力的。
ガイドコメント
Berryz工房の通算13枚目となるシングル。卒業/入学シーズンにあわせた旅立ちと出会いをテーマにしたナンバーで、7人が心を込めて歌い上げている。徹底したアイドルらしさがいい。
収録曲
01VERY BEAUTY
13thシングルは、ミドル・テンポの爽やかなバンド・サウンド。ステキな女性であるためのモットーを、実にシンプルな言葉で歌う、ローティーンの考えを代弁するようなリリックだ。未熟ながらも懸命に歌っている姿だからこその説得力がある一曲。
02ガキ大将
チャールストン風のループと低くうねるようなベース・ラインによる特徴的なサウンドが違和感なく溶けこんだ、ノリのいいダンス・チューン。「好きな子には意地悪をしてしまう」という男の子特有の歪んだ愛情に困惑する女の子の気持ちを、大人っぽく歌いあげている。
03VERY BEAUTY (Instrumental)