ミニ・レビュー
今や世界的に活躍する今井のソロ・アルバム。これは、なかなか素晴らしい。特にヴィオラだからと決めつけるわけではないけれど、曲想がややほの暗いものなど((1)(8)(11)(13)(16))は、やはりヴィオラだけが成しうる独特の味である。ピアノも柔らかく美しい。
収録曲
01なつかしい土地の想い出〜メロディ (チャイコフスキー)
02夢のあとに (フォーレ)
03愛のあいさつop.12 (エルガー)
04ヘブライ組曲〜ラプソディ (ブロッホ)
05愛の喜び (クライスラー)
06美しきロスマリン (同)
07愛の悲しみ (同)
08アダージョとアレグロop.70〜アダージョ (シューマン)
09F.A.E.ソナタ〜スケルツォ (ブラームス)
10恋は魔術師〜パントマイム (ファリャ)
11浜辺の歌 (成田為三〜毛利蔵人編)
12管弦楽組曲第3番〜G線上のアリア (バッハ)
13アダージョ (コダーイ)
14半音階的幻想曲 (バッハ〜コダーイ編)
15ヴァイオリン・ソナタ ト短調〜ラルゴ (エックレス)
16同第3番〜アダージョ (ブラームス)