世代を超えて老若男女に強い支持を得ている、小林明子の大ヒット・ラヴ・バラードのカヴァー。洗練された美しいメロディと狂おしいほどの恋心を綴った切ない歌詞が、彼の澄み切ったヴォーカルによりさらなる輝きを放っている。

96年発表の今井美樹の大ヒット・バラードをカヴァー。しっとりとしたギターを中心としたシンプルなアレンジが、メロディのクオリティの高さ、そして徳永のヴォーカルの素晴らしさを十二分に引き立てている。特にファルセットの美しさは鳥肌モノ。

84年リリースの高橋真梨子の代表曲をカヴァー。時にセクシーに、時にアンニュイに、卓越した表現力を持った徳永のヴォーカルが、康珍化の妖艶な歌詞と佐藤隆のキャッチーなサウンドもあいまって、大人っぽいメロディの魅力を最大限に引き出している。

歌い出しの詞からインパクト大な、中島みゆきの初期の代表曲をカヴァー。歪みを効かせたパワフルなギターをフィーチャーするなど、ロック・テイストの強いアレンジに仕上がっている。徳永の美しい歌声とのコントラストが際立つ一曲だ。

ドリカムの名バラードをしっとりとカヴァー。けだるさと美しさを兼ね備えたメロディ・ラインやR＆Bらしい都会的なアレンジといった、オリジナル楽曲の世界観を壊すことなく、声の魅力だけで個性を発揮するその実力に圧倒される。

98年リリースのEvery Little Thingの大ヒット・ナンバーのカヴァー。切なげなギターのアルペジオが印象的なAメロに躍動感のあるBメロ、そして美しいメロディと前向きな歌詞が素晴らしいサビと、さまざまな顔を持つこの曲をクールに歌い上げている。

作詞・阿久悠、作曲・筒美京平という稀代のヒット・メイカー2人の手による大ヒット・ナンバーのカヴァー。大橋純子のパワフルでソウルフルなヴォーカルとは対照的な繊細でしっとりとした徳永のハイトーン・ヴォイスが、楽曲の新たな魅力を引き出している。

失恋で落ち込んでいる友達を健気に励ます前向きな歌詞が爽やかな、竹内まりやの名曲をしっとりとカヴァー。美しく親しみやすいメロディが、澄み切った徳永のヴォーカルにピッタリとはまっている。胸がキュンとなるような間奏のギター・ソロもステキ。

大人気コミック『NANA』の劇場版主題歌となり話題をさらった伊藤由奈の大ヒット・バラードをカヴァー。美しくゆったりとしたメロディと透明感とハスキーさをあわせ持った徳永のハイトーン・ヴォイスとの相性はバツグン。

荒井由実の作詞曲による石川ひとみの81年の大ヒット曲をカヴァー。友達の彼を手に入れようとする小悪魔的な少女の、微笑ましくもあり恐ろしくもある恋の策略を描いた歌詞と徳永の美しいハイトーン・ヴォイスの融合が新鮮。

映画『黄泉がえり』の主題歌となったRUI(柴咲コウ)の大ヒット曲のカヴァー。郷愁を誘うメロディ・ラインと大人の魅力たっぷりの徳永のヴォーカルは、抜群の相性。なかでも、ファルセットを織り交ぜたサビは絶品だ。

渡辺真知子の大ヒット曲のカヴァー。一度聴いたら耳から離れない印象的な歌い出しや独特なサビのメロディなど、彼女のシンガー・ソングライターとしての才能が凝縮されたような楽曲を見事に料理。“徳永節”に仕上げてしまう卓越した表現力はさすがの一言。

累計出荷枚数250万枚という金字塔を打ち立てた安室奈美恵のメガ・ヒット・バラードのカヴァー。イントロやサビのゴージャスな女性コーラスや感動的なメロディ・ラインが印象的なこの曲を、円熟味を増した大人のヴォーカルで切々と歌いあげている。