ミニ・レビュー
1960年代の名曲をカヴァー。ムーディなサウンドと情感あふれるヴォーカルが融合し、よりエレガントに仕上がった。坂本冬美、平原綾香ら実力派との共演も、個性がぶつかり合わず互いを尊重し合っている。シンガー・ソングライターが台頭する以前の、歌唱力と表現力で勝負された楽曲との相性は抜群。
ガイドコメント
由紀さおりの歌謡曲カヴァー・アルバムの第2弾。前作に続き60〜70年代の名曲から11曲を厳選。「ラストダンスは私に」で坂本冬美と、「知りたくないの」では平原綾香と公式音源初共演。世代を越えて名曲をいまに刻んだ作品だ。
収録曲
01さよならはダンスの後に
02ウナ・セラ・ディ東京
03夜霧よ今夜も有難う
04黄昏のビギン
05ラストダンスは私に (duet with 坂本冬美)
06雨の夜あなたは帰る
07赤坂の夜は更けて
08暗い港のブルース
09雨に濡れた慕情
10知りたくないの (duet with 平原綾香)
11逢いたくて逢いたくて