ミニ・レビュー
“オオサカン”の愛称で親しまれているこの楽団は、新たな吹奏楽曲の開発に積極的に貢献。演奏者・制作者全員の想いがぎっしり詰まった熱いアルバムには“コンクールに最適”などの常套句は使いたくない佳曲ばかり。リャードフ作品は新発見。「〜円舞曲」は吹奏楽ならではの味を活かしたワルツが最高。★
収録曲
01梁塵秘抄〜熊野古道の幻想 (福島弘和)
02前奏曲「このほとり」 (井澗昌樹)
03小組曲「パラドックスの箱」 (鈴木英史)
04「エッセイ」〜民謡の調べによる (小栗克裕)
05大草原の円舞曲 (酒井格)
06ジョングルール (足立正)
078つのロシア民謡op.58 (抜粋) (リャードフ/仲田守編)
08白鳥の旅立ちの日に (福島弘和)
09眠るヴィシュヌの木 (樽屋雅徳)