ミニ・レビュー
パンチの利いた力強さと英国的な気高さがミックスしたウォルトン特有の魅力が、ひしひしと実感できるディスクである。吹奏楽ファンにも著名な二つの行進曲を軸に、世界初録音となるファンファーレも収録されているが、これが実に壮麗でかっこいいのだ。
収録曲
01女王陛下のファンファーレ
02シティ・オヴ・ロンドンの栄誉をたたえて
03戴冠式行進曲「クラウン・インペリアル (王冠)」
04アニヴァーサリー・ファンファーレ
05戴冠式行進曲「宝玉と王の杖」
06英語圏の国民の歴史のための行進曲
074つのクリスマス・キャロル
08生まれた音楽はどこへ行くのか?
09アンティフォナ (パーマー編)
10ユビラーテ・デオ (神をたたえまつれよ) (パーマー編)
演奏
デヴィッド・ウィルコックス指揮 フィルハーモニア管弦楽団 バッハ・クワイヤー ジョン・スコット(OG)