ミニ・レビュー
ヨーストは正統的なハード・バップ派ピアニスト。それほど強い個性はないものの、親しみやすいプレイは聴いていて疲れない。イージーなジャズはつまらないけれど凝った演奏は疲れる−−そんな向きにぴったりなのが、申し分のない内容のこの作品だ。
ガイドコメント
澤野工房の人気アーティストによる、2009年録音の4枚目。前年に急逝したクラウス・ヴァイスに代わりウォルフガング・ハフナーがドラムスを担当。タイトル曲はヴァイスへの思いが伝わる切実な演奏だ。
収録曲
01FORECAST
02CASTILIAN WALTZ
03SNEAKIN' AROUND
04IS YOU IS OR IS YOU AIN'T MY BABY
05THE HOUSE IS HAUNTED
06CLASH BY NIGHT
07OJOS DE ROJO
08WE WILL MEET AGAIN
09STRANGERS IN THE NIGHT
10DOUBLE PLAY
11BE MY HOST
12DOWN HOME
13I'LL CLOSE MY EYES
演奏
Tizian Jost(P) Thomas Stabenow(B) Wolfgang Haffner(DS)