ガイドコメント
韓国出身の7人組ボーイズ・グループの前作『WELCOME BACK』に楽曲を追加した一枚。「DUMB&DUMBER」「WHAT'S WRONG?」などの日本語ヴァージョンや「ANTHEM」のリミックスなどを収録。
収録曲
01DUMB&DUMBER
02WHAT'S WRONG?
03I MISS YOU SO BAD
04RHYTHM TA
リズムマシーンが刻むビートに派手な音色のシンセが絡むトラップ風な一曲。日本語版の作詞にはSALUが参加。“この音にさぁ乗りな”“腕を組んでThugっぽくしろ”など、いかにもオーセンティックなヒップホップを切り取った歌詞が続く。
05ANTHEM REMIX (CHOICE37 Ver.) (B.I&BOBBY)
06APOLOGY
“バカみたいに 俺を信じるなよ”と別れた恋人を突き放し、最低な男を演じる男の本音を歌った失恋ソング。サビで空間系のエフェクトが効いたギターが鳴り響くサビで、“ごめんね”とツンデレ男の切ない心情が吐露される。
07AIRPLANE
スムースさと若干の煙たさを感じさせるトラックは、ウォーレン・Gなどに通じる90'sヒップホップ風。作曲を手がけたのはYGエンターテインメント所属の作曲家チーム、Future Bounce。旅立っていく女性への思いを“キミを包んだ 空が嫌いだ”と独特な表現で綴る。
08MY TYPE
アコースティック・ギターのループが心地よい、チルアウト気味のメロウ・チューン。粘り気のあるベース・ラインとメンバーのスムースなフロウが見事に絡み合っている。プロデューサーとしても活躍するSUNNY BOYが作詞で参加。
09TODAY
高らかにホーンが鳴り響く、開放的なディスコ・ブギー・チューン。友達だったはずの女性にふとした瞬間抱く恋心を、軽快なパーティ・ラップで綴る。メンバーのセリフや“Da da da”など覚えやすいフレーズもあり、ライヴ受けしそうな一曲。
10WELCOME BACK
浮遊感のあるシンセとエレピがレイドバック感と西海岸フレイバーを連れてくる。別れた恋人が戻ってきたことを喜び、今まで以上に愛を感じ、生まれ変わろうとする男の気持ちを歌っている。豪華なブラス・アレンジも聴きどころだ。
11RHYTHM TA REMIX (Rock Ver.)
12M.U.P
ゴスペル風の荘厳なコーラスが印象的なサビは、結婚式を思わせる多幸感にあふれている。“ギュッと”“ずっと”“知って”など、脚韻を踏んだラップ・パートも心地よい。“ペラペラさ そう財布そして外観”なんて比喩表現もヒネリが効いている。
13CLIMAX
流麗なピアノがループする壮大なバラード・ナンバー。“足跡を残すため今夜走るだけ”“No limit gon touch the sky”と、上昇気流に乗って上へ上へと突き進もうとするハングリーさと覚悟を感じさせる。
14JUST ANOTHER BOY
独りの寂しさを紛らわせるかのように街やクラブで騒ぐ一夜を、ネオンサインのように華やかで陶酔的なシンセ・サウンドが響くEDMにあわせ歌ったパーティ・チューン。“Don't you worry ほっとけよ”と強がる歌詞が印象的だ。
15WAIT FOR ME
遠い地にいる恋人へ“待ってて”と語りかける遠距離恋愛ソング。エフェクトがかかり、澄んだギターのループが、純な恋物語を盛り上げている。“時間よ進んでくれ もっと早く”とファルセットで歌うサビに胸を締め付けられる。
16SINOSIJAK
ダンスホールレゲエを思わせるドラム・サウンドが跳ねるダンス・チューン。“今 幕開け”“自由を感じて 切り開いてく”など、今後のグループの跳躍ともダブりそうな歌詞が綴られている。タイトルの「SINOSIJAK」とは“せーの”を意味するメンバーの造語。
17LONG TIME NO SEE
温もりを感じさせるパーカッションの音とシンセ・サウンドが融合した、ハイブッリドなバラード。久々に会った恋人への止め処なくあふれ出す思いがつづられている。“血と肉を分かち合った兄弟を守り抜くため”という歌詞がメンバーの結束を思わせる。
18JUST GO