ミニ・レビュー
続くメンバー交代にピーター(g,vo)のソロ・プロジェクト化した感があるポーランド代表デス・メタル・バンドの9作目。スラッシュ・メタル寄りの作風・激走っぷりに変化はないが、以前の凶悪さや帝王たる風格は希薄になっている。新加入のスパイダー(g)によるメロディックなフレーズが聴きどころ。
ガイドコメント
ポーランドのベテラン・デスメタル・バンド、ヴェイダーの約2年ぶりとなるアルバム。ニュー・ギタリスト&ベーシストを迎え、凶暴かつ初期衝動を思わせるサウンドを披露。聴けばアドレナリンが全身を駆け巡ること確実。
収録曲
01ULTIMA THULE
02RETURN TO THE MORBID REICH
03THE BLACK EYE
04COME AND SEE MY SACRIFICE
05ONLY HELL KNOWS
06I AM WHO FEASTS UPON YOUR SOUL
07DON'T RIP BEAST'S HEART OUT
08I HAD A DREAM...
09LORD OF THORNS
10DECAPITATED SAINTS
11THEY ARE COMING...
12BLACK VELVET AND SKULLS OF STEEL
13RAPING THE EARTH
14TROOPS OF TOMORROW