ミニ・レビュー
2012年にデビュー10周年を迎え、全国ツアーを開催。また一児の母としての経験を生かしたコンサートも開催し、ファン層も広がった。今回は多彩な選曲となったが、優しい表情による親しみやすい演奏は変わらない。作曲家でもある加藤昌則のピアノも、そんな奥村をしっかりとサポートして美しい。
ガイドコメント
“なごみ系ヴァイオリニスト”としてデビューした奥村愛。デビュー10周年を迎え、新たな出発として発表する通算7作目のアルバム。「アヴェ・マリア」をはじめ、祈りとなごみの名曲を揃えて、彼女の魅力を最大限に引き出している。
収録曲
01朝の歌 (エルガー)
02「パガニーニの主題による狂詩曲」〜第18変奏 (ラフマニノフ/加藤昌則編)
03瞑想曲 (ブラームス/ハイフェッツ編)
04スラヴ幻想曲 (ドヴォルザーク/クライスラー編)
05故郷の人々 (フォスター/ハイフェッツ編)
06カノン (パッヘルベル/山下康介編)
07ヘイレ・カティ (フバイ)
08第二楽章メインテーマ (渡辺俊幸)
09神様のカルテ (辻井伸行/山下康介編)
10水辺の生活 (加古隆)
11美しい夕暮れ (ドビュッシー/ハイフェッツ編)
12アヴェ・マリア (サン=サーンス/轟千尋編)
13スマイル (チャップリン/山下康介編)