ミニ・レビュー
“押しが強い”と言ったら叱られるかもしれない。けれども、つねに壮大で劇的な盛り上がりを意識した川井の演奏やアレンジには、やはりそうしたものを感じる。それだけに、ある意味では実に分かりやすいが、やや聴き疲れもする。うーん、“女コバケン”かも。
ガイドコメント
2005年のオリジナル・ステージ「ドゥエンデ〜スリー・カラーズ」で好評を博した川井郁子のステージと連動させたアルバム。オリジナル曲他、例によってジャンルを超えた選曲で、彼女の魅力を存分に伝えている。
収録曲
01嵐ヶ丘
02映画「逢びき」〜逢びきのテーマ
03水百景
04エターナリィ
05映画「栄光への脱出」〜栄光への脱出
06エル・チョクロ
07映画「ラスト・タンゴ・イン・パリ」〜ラスト・タンゴ・イン・パリ
08スカーレット・コンフェッション
09映画「追憶」〜追憶
10映画「刑事」〜死ぬほど愛して
11ジェラシー
12ひまわり
13Air (アエル)
14嵐ヶ丘〜ヒースクリフに捧ぐ
演奏
川井郁子(VN) ディアン・パブロフ指揮 ブルガリアン・シンフォニー・オーケストラ コスミック・ヴォイセス・フロム・ブルガリア Char(EL-G) 他