ミニ・レビュー
ニーチェの哲学叙情詩『ツァラトゥストラはかく語りき』をモチーフにした壮大なコンセプト作(73年)。メロトロンやオルガンのシンフォニックな調べと、ドラマティックなアンサンブルとが織りなす音世界に触れれば、ユーロ・プログレ・ファン間での評価の高さにも納得だ。
ガイドコメント
“幻の名盤”ついに復刻。73年に発表された本盤だけを残して解散してしまった謎の多いグループだが、その音楽は“イタリアン・ヘヴィ・シンフォニック・ロックの真髄”と評価されている。
収録曲
01ツァラトゥストラ組曲:a)最初の男〜b)昨日の王〜c)善悪の彼方に〜d)超人〜e)砂時計の宮殿
02女について
03自然
04永遠の回帰