ミニ・レビュー
本国フランスではかなりの人気者である、80年生まれの自作派シンガーのアルバム。下積み時代はキャバレーで歌ったりもしたというが、そうした伝統と今の感覚が共振するアコースティックな表現を巧みに創出。人肌キブン、なんかそう言いたくなる、人間的な味も持っている。
ガイドコメント
モンマルトルの路上で歌い人気を得たフランス人女性シンガー、ザーズのアルバム。心に響くハスキーな歌声とジャジィなオーガニック・サウンドは、“21世紀のエディット・ピアフ”と称される。ほのかなノスタルジーを漂わせる「私が望むもの」ほかを収録。
収録曲
01通行人
02私の欲しいもの
03人生の旅路
04妖精
05過敏なあなた
06喋りに気をつけな
07優柔不断
08ポール・コトン
09また好きになっちゃった
10私の街で
11眩しい夜
12人生の旅路 (ニュー・レコーディング・バージョン)
13妖精 (ライブ・ヴァージョン)