ミニ・レビュー
こうして一度に聴き返してみると、彼等がアイドル性を残しながらも間違いなく大人に脱皮しようとしていた事が伝わってくる。『ファースト』('76)『ゴーイン~』('77)ではフィラデルフィア・ソウル的な色合いを出そうとしていたのなんかそのいい例だ。また『デスティーニー』('78)ではディスコ的な手法の中に、今でいうブラコンのアプローチがなされているのが興味深い。ところで、『ザ・ベスト・ライヴ』('81)はほとんどはマイケル一色といったもので、このグループの特異性が浮彫りされているのが最大の聴きどころ。