ミニ・レビュー
社会運動と深く関わり、現実と理想との狭間の中で悩み、傷ついていったフィル・オクスは、76年、妹の家で自殺する。いつも、自分に鋭い刃を突きつけ、その過程で零れてくる言葉を歌に託していったように思えないこともない。60年代後期のこの3枚を聞き通していくと、彼の心境が次第に落ち込んでいく過程がわかる。それだけ、正直に時代や音楽と向いあっていたということだ。
収録曲
01テープ・フロム・カリフォルニア
02ホワイト・ブーツ・マーチング・イン・ア・イエロー・ランド
03ハーフ・ア・センチュリー・ハイ
04ジョー・ヒル
05ザ・ウォー・イズ・オーヴァー
06ザ・ハーダー・ゼイ・フォール
07ホエン・イン・ローマ
08フラッズ・オブ・フロレンス